ことばとこたまてばこ
DiaryINDEX|past|will
おれの身体の輪郭が線のごとく伸び、そして霧のようになり、大気中に霧散。
何かを成すための霧散なのに。
綺麗に、上品に、艶やかに、クールに、霧散できればいいのだけれど。
霧散は、夢散であり、無散であり。
刮目せよ。それがしは加速を増してどんどん霧散している。
霧散は万種のものとびっしり結びつながっている。
霧散は自然の摂理であり、良いことでも悪いことでも、なんでもない。 しかし、それがしがそれを、ただ、ただ、甘受するだけのことに納得できるかという、ただ、ただ、それだけのこと。
霧散はまた別の霧散を呼び覚まし、広大な世界を漂う。
|