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2005年05月14日(土) 正体不明の忘れ物


真昼とおばあちゃんが、並んで駅のホームのベンチに座っている。
そこは実家の最寄り駅で、真昼は家に帰ろうとしている。
ところが、おばあちゃんは「後で行くから先に帰ってなさい」と言う。
真昼は、なんで一緒に帰らないのかな?と不思議に思いながらも、頷く。
階段を上って、改札のあるホームにつく。
改札からはおばあちゃんがいる反対側のホームが見える。
おばあちゃんが手をふっている。真昼も手をふりかえす。
改札を出て、そのまま帰ろうとすると、おばあちゃんが呼ぶ。
どうやら真昼は忘れ物をしたらしい。
おばあちゃんは、その忘れ物(小さな茶色い紙袋に入った何か)を、改札口の若い駅長さんに渡す。
駅長さんはそれを真昼の方へ持ってきてくれるのだが、何故か近くにいる別の人に渡そうとする。
まるで真昼を試すように。
その忘れ物は、それほど大事な物だという認識が真昼にはなく、“別にいいか…”とも思っている。
真昼は、名乗り出るか見過ごすか一瞬迷う。
真昼は「すみません。それは私のです」と言う。
駅長さんは「そうでしたか」と言ってにやりと笑う。
紙袋を受け取ると、遠くのホームでおばあちゃんが「忘れ物、したらダメですよ」と言う。


実に不思議な夢。
水彩の滲んだような風景と、強い白い光。
若い駅長さんは、凄い威圧感があった。





:蝶々の標本の防虫剤を取り替えた。



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