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2005年05月22日(日) 目的の無い旅


“琴欧州”……いいんだろうかその名前は。ズバリな感じ!いいんでない?
彼は今まさに気になる力士ナンバーワンだ。
化粧回しは[明治ブルガリアヨーグルト]とバラの花。強烈な組み合わせ!
ヨーグルトとバラ…どちらも彼の故郷、ブルガリアの宝である。

琴欧州が土俵に上がっても、「白いなぁ」とか「ヤル気ねぇなぁ」とかそんなことしか思っていな
かった。
だが、いつだったか彼が無敵の横綱・朝青龍と相撲をとった時のこと。
いつもはダラダラしてて、なんとも覇気の無い彼が、猛然と横綱に迫って行ったのである。
相撲はめちゃくちゃだし、取り組みというよりは“抵抗”といった感じで、「エイっエイっ!」と
喧嘩してるみたいな変な相撲だった。
でもまあ横綱はホント強いです。
一生懸命抵抗したものの、彼は負けました。
その日はじめて、覇気のある琴欧州を観た真昼は、それ以来彼のファンになってしまったのだ。
アレコレ文句言いながら、もどかしく応援してます。
ダメなんだよ、琴欧州。それじゃダメだよ。
番付が下の力士には、覇気のないヤル気のないダラダラ相撲をする。
それは、本気で戦って負けたらショックだから、だと真昼は思っている。
だが、番付が上の力士には、猛然と向かって行く。
それは、強い力士に勝てば、今までの負けが全部チャラになるような気がする、からだと思う。
だけど、ダメ!決定的に相撲が下手!
もっと本気でやって自分の実力を知って、惨めでプライドが傷付くかもしれないけど、相撲を勉強
して研究して、そうすればきっと今よりいい相撲がとれるはずだ。
朝青龍は、誰と相撲をとる時でも自分より強い相手だと思って相撲をとるそうだ。
琴欧州。あなたは弱い。
だけど、その身体とそのプライドがあれば……と真昼は思う。
勝ちたいんだろ?
琴欧州は、勝ちたくてしかたないんだ。
だから、負の言い訳としてはじめから手を抜く。
だから、勝てば“おいしい”相手には向かって行く。
勝ちたい、勝ちたい、勝ちたい。すごいパワーを秘めてるんだ。
決定的に、なんというかリスペクトする力士が彼にはいないんじゃないかと思う。
もっと相撲を知って、過去の色んな取り組みを観て刺激されるべきだ。
彼はなんの為に相撲をとっているのだろう。
目的の無い旅は、辛く長い。
相撲がイヤならやめちまえ!大事なあなたの人生でしょう?!
琴欧州!どうか自分のプライドとちゃんとむきあってほしいよ!応援してるから!ウワーン!





いつもながら写真は内容とは関係無しです。
1年前の引っ越ししたての真昼スペース。
このころはノートパソコン使ってたんだよな〜。
小物も増えて、この時よりはごちゃごちゃしてきた。
ちょっと整理せねば。



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