オンナノコの日が終わって
やっと車で出かけられるチャンスが来た
こっそり家から抜け出して
暗がりに車を停めてkiss
運転席にいた私を
リクライニングさせた助手席の自分のほうへ引き寄せる
「重いよ?」
彼はわりと小柄だからつぶれてしまいそう
でも小柄のわりに力強く
簡単に私を上に乗せてしまった
しばらくじっとしていたけど
自分の重さが気になる
だから狭い助手席に
二人で横に並んで
kissした
初めてkissしたときは
慣れていない感じだったのに
胸をさわる手も
私のナカを弄る指も
やさしくて、キモチよくて
「もう来て・・・」
私たちは狭い車の中でひとつになった
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