彼からのメールは、写真が添付されていて
それは、自室のベッドサイドに取り付けたクリップライトだったり
TVとCDデッキの棚だったり
彼の今の生活を想像させてくれるものだった
彼の生活を知る事が出来るのは嬉しかったけれど
もう新しい生活を始めていることが強調された気がして
つらくもあった・・・
メールが苦手な彼が一生懸命うってくれたメールなのに
内容があまりに普通の友達へのもの・・みたいで
「あなたがいなくなって、私はこんなに苦しいのに
あなたは普通にしていられるんだね・・・」なんて
感謝の気持ちを感じる事もなかった・・・・・・・
そんな事も気が付かなかった
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