愛してるって云ってよ

2005年08月03日(水) 破滅へ向かってるのかな・・・

あの後

メールのやり取りは続いてる


でも

表面上は何気ない彼のメールから

苦悩が伝わってくるような気がする




普通のメールだけど

でも何かぎこちない感じ



言いようのない焦燥感を感じる




そんな時は



あの後ろから抱きしめられた感じとか

抱きしめられて、頭を撫でてくれた感触とか

そんな事を思い出して

しのいでいる






でも会ってから

時間が過ぎていくと

また辛い気持ちが強くなって

彼もまた悩んでしまっていると

感じる


ちょこちょこ会って

そんな気持ちに支配されないように

したかった




だからちょっとの時間だけでも

会いたかった


今夜逢いたいの

○○が終わったらそっちに向かいます
××か△△まで来てくれると嬉しいな
ダメなら◇◇まで行きます



そう送ったメールの返事は

ごめん、今日はムリ
友達と約束があるから



やっぱり・・・って思った
呑みにでも行くのかな・・・って

だけど呑むとしても
夜まで時間があるはず


何時から?

返事は無い


今からはダメ?

今日はムリ
ごめんね



友達何時から?

少しだけでもダメ?

メール面倒だったら電話ちょうだい



メールを送っては待ち

待ちくだびれてまた送って・・・


追い詰めてどうするんだろう・・・私



でもなぜか

このまま放っておいてはいけないと思った

放置したら

ドンドン苦しくなっていくんだって思った


追い詰めて

重くなって

嫌われて別れるほうが


何もせずに

終わりになってしまうより

よっぽどあきらめがつく・・・・




だから彼も自分も追い詰めて

粉々になるか

どろどろになるか

もうとにかく

ダメならダメで

後戻りできないくらいにしないと・・・



そうなれば

あきらめるか

どうにかなっちゃうか



とにかくただ

自分の気持ちを抑えて

そうゆうふうに我慢するのだけはイヤだって


思った




こんなの

わがままで 独りよがりで

彼を苦しめるだけだって

自分さえ良ければいいのか?って

自問自答する




あーもう、人になんて言われようが

どう思われようが

そんなことで止められることなら

こんな事になっていない



そうして

しばらく彼の家の方向へ

車を走らせていたけれど

先に済ませたかった用事を終えてしまおうと

引き返した




ゆっくり考えよう・・・



でも

その用事の間も

終わってからどうするのか

ずっとずっと考え続けて

やっぱり

行こうと決めた




もし友達と呑んでいるにしても

翌日仕事だから

帰ってこないことはないはず


ぎりぎり待てるまで待ってみよう・・・




以前の酔っ払ってかけてきた電話では

今なんで隣にいないの?
いつでも抱きしめたいよ



なんて言ってたから

酔っ払っていれば

気持ちが緩んでて

突然の来訪にも寛大かもしれない




追い詰めることをしてるから

そんな逃げ道を考えながら

つい先週にもやって来た彼の家の近く




彼の家に・・・

・・・車はあるけど

バイクがない


バイクで呑み?

友達の家に行っているのかも



呑んでる?
メールしてみる


ううん
帰ってきた




呑んでないの?
酔っ払ってたら電話したかったのにな


お酒は呑んでないよ

今、公園にいるの


すぐに電話がかかってきた



ウチの裏の公園?


うん

いま、××の歩道橋でタバコ吸ってる

行っていい?

うん









いま通り過ぎた?


うん、おまわりさんがいて
歩道橋のそばに駐車できなかった




結局、バイクの彼が来てくれて

先週過ごした河原で車を停めた


彼が助手席に乗ってきたから

そっと顔を近づけてkissした



前に電話で
普通の恋人どおしで
家が近所だったら
仕事の帰りにちょっとだけ会って
kissひとつだけして
おやすみ♪
なんて、できるのにね

って、言ったことあったでしょ?

だから

今日、それをしたかったの

kissひとつだけでもして
帰りたかったの
こんな時間でも
ちょっとだけでも会えちゃうくらいしか
離れてないんだよ・・・って
示したかったの




彼は

そっか・・・
でも、kissひとつだけで
帰らせられるわけないよ


って言って

すごく強く抱きしめてくれた

そして

とてもとても激しいkissをたくさんくれた







彼は普段はタバコを吸わない人で

歩道橋の上でタバコを吸ってるなんて

そうゆう気持ちになったなんて


やっぱりいろいろ悩んでいるんだ・・・って

思った



通勤のバイクで
バイパスを走っているとき
このままつっこんだらどうなるんだろう・・・って
思うことがある




こんなふうに夜会うのもいいけど
昼間普通のデートしたいなぁ

遊園地とか・・・・


女の子と付き合った経験があまりないから
普通のデートをしたい



って言った


あぁ・・・

そうだよね

遊園地に行ったり

ショッピングしたり

海へ行ったり

明るいところで

周りを気にせずに

堂々と・・・



私とではできないデート


私と付き合っていては叶わない望み



先のない関係

ぐるぐる考えているのは

私よりあなたの方なのかも・・・・



彼の時間と私の時間

流れている速さが違うから

私があっという間に流れていくと

感じている時間が

彼には辛く長い時間なんだろうな・・・






追い詰めるようなことをしてでも
たとえ嫌われるようなことになってもいいから
このままだんだん離れていく・・・みたいなのは
イヤだったの

何もしないで終わりになるよりは
ジタバタしてあがいて
重たくなって、それでダメになっても
何もしないで終わって行くのを感じるのは
イヤだったの




あなたを嫌いになることなんかないよ
もし決定的にひどい事をしたとしても
キライになんかなれないし
今までの日々を消し去る事なんてできないよ




彼がそう言って

抱きしめてくれて

頭をなでなでしてくれる


先週、後ろから抱きしめてくれたのが
本当に気持ちよくて、安心して
心地よかったから
寂しくなると思い出してた・・・


メールでも言ってたね
じゃあ、こっちに来て



狭い助手席の彼の足の間に座って

後ろから、ぎゅって抱きしめられる


座席をリクライニングして

向き合って抱きしめあって



エッチな話したり

エッチなことしたり

普通の最近の出来事を話したり

笑っちゃう話したりして



そうゆう時の彼が大好き




でも

以前は一緒にいる楽しさとか

心地よさとか・・・

快感とか・・・


そっちが勝っていて



辛さとか罪悪感とか

覆い隠してくれていたけれど


もう半々くらいに黒い気持ちが

出てきてしまっていて

このまま会い続けていたら


もうすぐにでも

黒い気持ちが

すべてを飲み込んでしまいそう





もう本当に終わりかもしれない





もう本当は終わっているのかもしれない






屍にすがり付いている自分が頭に浮かぶ

彼を苦しめている

彼を苦しめている


屍が白骨になって

ばらばら崩れていくのかな・・・

なにかが壊れていくのを

何かが壊れていったのを

感じる




会ってこうしているときは
本当にやすらぐ・・・
ほっとするんだよな・・・・



会っていない時間は

苦しめているんだね

辛いのは私の所為なんだね


あぁ・・・

苦悩している彼は

いたいけな少年のようで

守ってあげたい気持ちになる


苦悩から解き放して・・・




・・・・もうやめようか・・・・

もう少しで出てしまいそうになる言葉


きっと彼にとっては

一番ホッとする言葉・・・




もう

してあげられることは

解放してあげることだけ?








言うのはきっと簡単・・・





そのあと

辛くなくなる日がくるまで




ちゃんと仕事して

息子の母親をして


自分を正常に保てる自信がない



でも

彼が壊れるまえに

どうにかしないと・・・・




抱きしめてくれる時には

強くたくましく感じられる彼が

今にも消えてしまいそうなくらい・・・

脆い感じがした









My追加

 < the past day  index  after this >


ゆり [MAIL]