朝早く
目を覚まして
おはよ・・・ってキスした
どんどん時間が過ぎていく
彼は仕事に行かなければいけない・・・
ホテルを出る時間が
どんどん近づいてくる
寂しくて
彼に抱きついて
私の背中にまわった彼の手を
もっと感じたくて
触って・・・
って言った
頭とか
背中とか
おしりとか
撫でて貰いたかった
だけど
彼の手は
おしりの方から
私の中へ
入ってきて
中をかき混ぜる・・・
そんな意味じゃなかったのに・・・って
思ったけど
黙って彼がくれる快感に身を任せた
彼は身体を起こし
私を仰向けにして
何度も私を逝かせてくれた
きっと彼は
私だけを気持ちよくして
自分はしないつもり・・・
さっきの触ってはそういう意味じゃなかったんだけど
わかってた でも昨日満足させてないから・・・ね
彼はこれから仕事で
新しい職場で
始めたばかりの仕事で
慣れてなくて
だから
朝からsexしちゃうと
ぼーっとしちゃう自分の身体を考えて
仕事の事を考えて
私だけ
気持ちよくしてくれた
少し余裕を持ってホテルを出て
最寄りの駅まで彼を送っていく
このままこの駅でバイバイするか
職場に最寄りの駅までついていくか
迷ったけど
やぱり離れたくなくて
駅の近くのコインパーキングに車を停めて
一緒に行くことにした
本当は
これから仕事だから
一人でゆっくり
心身ともに仕事モードにもっていきたいよね・・・
わかっていながら
着いていきたかった
結局
仕事場の直前まで着いていって
手を振って別れたあと
近くのカフェで休んだ
前日の運転が長かったせいなのか
夜、よく眠れなかったのか
なんだかぐったりしてしまってた
今乗ってきた電車に
また揺られて帰って
そこから車で家へ・・・って思うと
動く気になれず
結局2時間くらい居座ってしまった
携帯で周辺施設を調べて
散策して帰ろうかな・・・って思ったけど
彼の近くから離れたくなくて
カフェを出てから
近くのお店で本を買って
ベンチで本を読んでいた
今までより
さらにずっと遠いところまで来ちゃった・・・
なんだか心細くなって
彼が居るビルのそばから
離れたくなかった
私は夜までに家に帰ればよかったから
彼の休憩時間までは
ココに居られる・・・
もし休憩時間に外に出られるなら
帰る前にもう一度顔を見ることができるかも・・・
すぐ近くのベンチにいることをメールして
そのまま買った本を読んでいた
暑くもなく
寒くもなく
ゆったり流れる時間の中で
なんだかどんどん悲しく切なくなってしまってた
初めて来た場所
遠い街
慣れない仕事に一生懸命な彼に
迷惑かけてるんだろうな・・・って思うと
申し訳なくなって
心細くなって・・・
休憩時間に休めなくなっちゃうかな・・・ もし無理だってメールが来たら すぐに帰ろう・・・
でもメールの返事はなかなか来なくて
だめなのかな・・・って
あきらめかけた時
携帯が鳴った
ほんの少ししか時間ないけどいい?
職場のユニフォームを着て
ゆっくり歩いて来た彼が
ニコっとしてくれたのを見たとき
涙が出てしまった
知らない遠い場所
心細くなってて
迷惑をかけてるかもしれない・・・って
いう思いと
いろんな感情が混ざって
こんなところで泣いたら
更に彼に・・・・と思って
涙を止めたかったけど
一度流れてしまったものは
もう止まらず
彼は
私の隣に座って
私を引き寄せて
あったかい掌を
背中に当ててくれた
何してたの?
そこの本屋でコレ買って 読んでた
う〜ん、まぁゆっくり本を読むのも 休日の過ごし方としてはアリかな・・・
少し話すと
もう時間
彼はビルの中の自分の職場の位置を教えてくれたあと
従業員の通用口の近くまで
手を繋いで歩いてくれた
そして植え込みのところで
立ち止まって
そっとキスしてくれた
気をつけて帰るんだよ
うん
想像していたより
ずっとずっとやさしい彼の態度に
うれしくて
切なくて
また涙が出て
帽子を目深にかぶって
下を向いて
駅へ向かった
|