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明日 咲く花
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2004年12月10日(金)  夢を託す

今年も買ってしまった。

年末ジャンボ宝くじ。


私が「買う」と宣言すると、夫も買おうかどうしようか
迷っている様子。
「どうするの?買うの?」
「う〜ん、考え中」


そして、私が宝くじ売り場付近に達した頃、夫から電話。
「ワシの分も買っといて」


悩みに悩んで、現金より夢を選んだわけです。


私は10枚。
夫は40枚。←買いすぎやろ

そうして、年明けには早くも夢やぶれる悲しみを味わうのだろう。
なんて切ない。


それでも、今はつかの間の夢を見る。
「宝くじに当たったらどうする?」と夫が聞く。

「えっとね、花壇にコンクリートを敷く。それと物置部屋の和室を
 一大ウォークインクローゼットに改造する」

私の夢って、なんて現実的で面白みがないんだろう。


夢なんだから勝手にさせてほしいのに、夫は、
「あかんあかん。花壇の半分は花壇として置いとけ。和室もわしらが
 年をとったら寝室にするんやから、ウォークインクローゼットにする
 のは反対や」
なーんて、目くじらたてるのだ。


真剣に考えすぎ。


お店の常連Yさんも、
「3億円当たったら、1億はみんなで使う」と太っ腹発言。

あれしてこれして…と、キラキラした遠い目。
「そうだ、長女ちゃんには5千万あげよう」
若い子が好きなのね〜。(ー_ーメ)


夢を見るのは素敵なこと。
叶わないから夢と呼ぶのか?


‥‥……━★‥‥……━★‥‥……━★

私の父も夢見る男だった。
非常に饒舌で頭の切れる父。
父の話を聞いていると、その夢は必ず叶うだろうと思ったものだ。

でも、当然父の予想通りに事は運ばず、父はいつも夢破れていた。

音信不通になって20年近い。
父は今でも、夢を語っているのだろうか?


自分自身が子どもなので、子どもを愛しんだりする事がなかった父。
抱っこされた覚えも、遊んでもらった覚えもない。
私が大学に行きたいと言った時、「お父さんの遊ぶお金が減るから
大学はだめ」と反対された。





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私は、ずっと眠ったふりをしていたっけ。

思えば、あれが最初で最後の記憶に残るスキンシップだったなぁ。




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