◇◆◇mimosaの日記◇◆◇
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カレシさんが今年の年賀状を整理していたある日 『いつまでも健康で仲良く過ごせますように』 と書いてあった私の年賀状を見て 「新年早々に入院しているあんたは健康か?」 と言いやがった。 …まぁ、ごもっともです。
今日の占いは6位だった。 「今年1年を振り返って。新たな課題が見えそう」 …だそうだ。 と言うわけで、振り返ってみた。
今年のカレシさんの誕生日前日に 突然右っぱらが痛くなり 日付が変った、、、 カレシさんの誕生日に 急に入院することになった。
13日間の入院だったけど 産婦人科病棟なのに 毎日朝と夜に見舞いに来てくれた。 入院の準備、手続きもカレシさんが仕事を休んでしてくれた。 カレシさんの家族もすっごく心配してくれた。 初日にはカレシさんの妹さんも 外来受診の為に付き添ってくれた。 同室の患者さんはカレシさんを旦那さんと間違えるくらい カレシさんはいっぱい尽くしてくれた。
手術の前後は痛くてあまり覚えていないけど 毎日、面会時間が終るまで 手を何時も握っていたことははっきり覚えている。 手術前のムンテラの時 卵巣を一つ摘出するということを カレシさんは医師からきかされた時に 私に無表情で 「それだけですむんだから良かったと思え」と きついことを言った。 卵巣摘出がすごくショックだった私に 「子どもが出来なかったとしても 2人に何かが変るわけでもない。 生きてるんだから、それでいい」 と手を強く握って 滅多に見せない真剣な表情で言ってくれた。
…結局は、卵巣摘出はしなくて良かった。 腹を開けてやっと原因がわかった。 卵巣に膿が溜まって それが破裂したらしいんだけど… 「なんてことはない、盲腸クラスの婦人病よ」 と看護師さんが笑って言っていた。
腹が痛くなったとき 「何かあったから痛くなったんだよね?」 と医師は聞いてきたけど 「いや、突然、ほんと突然です!」 とカレシさんは慌てて言ったそうだ。 そうだよね…えっちの直後に痛くなったなんて とても言えないよね。 特に激しかったわけじゃなかったのに…。 「妊娠の可能性は?」とか 「クラミジアが原因……可能性もなきにしもあらず」 なんてカレシさんは医師や看護師に言われて 私は痛くて何にも覚えていないからいいけど そうとう恥ずかしかっただろうに…。
カレシさんにはいっぱい迷惑を掛けたね。 でも、こうして今も元気で過ごすことができてます。 本当に感謝しています。 おなかのキズは消えないから 私はすごく気にしているけど 「だんだんよくなってきているね」 という言葉は安心します。
おなかのキズは二人の絆…。 最初は太くて生々しくてすごく嫌だったけど 今は無くてはならないもの。 そう思えるようになった。
でも最近カレシさんは言う。 「おれはあんなにいろいろしてやったのに あんたは、何一つ返しやしない」と。 恩着せがましい………そのとおりだね、、、。
来年は、必ずするから まっててね。 …これが課題かな?
mimosa
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