うららか雑記帳
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2006年04月09日(日) 実力不足


*メルマガ小説について

初めてメルマガ小説を作ってから早4年。
長編小説マガ2誌とお題小説マガ1誌、計3誌を掛け持ちしていた時期もありましたが、今では長編小説『WILL』と更新通知用『猫の勅書』の2本に絞っています。
もとはといえばこの長編小説マガのBN置き場として開設したサイトも、この8月1日で4周年を迎えるわけですが……

実は悩んでおります。
脳内会議が頻繁に開催されているのです。
議題はマガの存続について。

ご存知のとおり、もうけっこう長いこと『WILL』の本編を配信できない状態が続いていますよね。ぶっちゃけストックはありません。下書きすらも書いていません。プロットの段階で足踏みしているのです。
しかも、より良い作品に仕上げるための推敲なんてものではなく、思うように書けないのが怖いという、最低に情けない惰弱な心理から。

“配信が頻繁であること”が、連載ものの携帯向けメルマガ小説の長所だとしたら、もうすでに『WILL』ははっきりと不適合。ぐうの音も出ない不良マガなのです。
長編小説を途切れ途切れに配信し、たびたび長期間休む。そんなメルマガに、果たして存在価値はあるのでしょうか?
メルマガにこだわるのをやめて、サイトのみで連載という形に切り替えるべきなのかもしれません。

でも……こんなにぐだぐだの状態でも見捨てずに登録を解除しないで待っていてくれる読者様に、少しでも応えたい。気持ちをお返ししたい。応援を無にしたくない。

どうしたらいいのかなぁ。



依然、脳内会議は紛糾中です。


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*3行小説

玄関先に取り付けられた個人識別端末が、小さな電子音を漏らして主人の外出を確認した。
扉が音もなく開き、閉まる。
これでもうロックがかかるシステムになっているのだ。


浜月まお |HomePage
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