うららか雑記帳
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雪雨まじりで風も物凄く、通行止めとチェーン規制続出してます。 さすが温暖な地域、雪に対する備えがスッカスカ。 今日明日は家に閉じこもって過ごすしかなさそうです……掃除は明日やるよ明日ね! (って緊急招集かかるかもしれんけど)
そんなわけで今のところ暇なので、たまには日記でも。
先日、東京消防庁本所防災館に行ってきました。 インストラクターの案内で各種の体験ができる〈防災体験ツアー〉が人気のところです。 今回は基本コース1時間50分で、シアター、地震、消火、応急手当、都市型水害について体験してきましたよ!
■シアター 東日本大震災の発生原因から被害状況の解説、たくさんの現場映像を紹介するドキュメンタリータッチのミニ映画。 冒頭から胸が痛い。でも、忘れちゃいけないことです。
■地震 震度7を体験しました。 阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災クラスの震度ということで、かなり覚悟して乗ったんですが、それでも感想は端的に言って「この世の終わりかと思った」です。 テーブルの下に潜って脚に掴まってるのに、揺れが激しすぎて掴まったテーブルごとひっくり返りそうでした。激震とはまさにこのこと。 もしも高層ビルに居合わせたら恐怖倍増ですね。
・揺れたらまず身の安全を図る ・頑丈なテーブルの下に潜り、脚の上のほうを掴んで揺れが収まるまで待つ ・ガスは震度5以上で自動的に遮断されるから慌てて火を止めなくても大丈夫 ・家屋内に閉じ込められないよう出入り口を確保する ・タンスや食器棚などの大きな家具は、新聞紙などを折りたたんで壁側に少しもたれさせておくか、固定器具で留めておくと安全
■消火 国内で一番多い火災原因は放火。ゴミを外に放置しないなど自衛を心掛けること。 そして知ってるようで実はよく知らない消火器の使い方。まずどこに置いてあるのか日頃から把握しておくことが大切です。
・自力で初期消火しようとするのは火が天井に届くまで ・一刻も早く119番通報する ・大声で火事を周りに知らせて避難誘導する ・消火器は、レバーの下の握り部分を持って持ち運ぶ ・ピンを引き抜き、ホースを口から外して、煙や炎ではなく燃えている物に向かって放水する ・放水時間は案外短いので、レバーを引くのは落ち着いて狙いを定めてから
■応急手当 呼びかけて肩を叩いても返事がない、10秒間呼吸がない場合の対処法について、人形を使って体験しました。 AEDって、止まっている心臓にショックを与えて蘇生させるんじゃなくて、痙攣状態で正常な心拍でない心臓に電気刺激を与えて、いったん止めるためのものなんですね。 人工呼吸と組み合わせることが多いようですが、心臓の異常で一番ダメージを受けるのは脳。一刻も早く心拍を戻すほうが先決だそうです。
・まずは大声で助けを呼び、「あなたは119番通報して」「あなたはAEDを持ってきて」と指名して頼む ・AEDのパッドは素肌に直接貼る(左わき腹の上、右鎖骨の下) ・AEDの指示に従って電気ショックが済んだら心臓マッサージ ・電気ショックはAEDから指示がある限り何度でも繰り返す ・救急隊が到着したら、電気ショックを何度与えたか報告する
■都市型水害 一般的な都市部で処理できる雨水は50ミリ。それ以上に一気に降ると対処しきれずに道路に溢れてくる。
・警報が出たら地下には行かない ・20cmの水でも圧力がものすごく、車内や室内に閉じ込められる危険性が高い ・もし車の中に閉じ込められたら、窓でもドアでも押し開けて少し水を入れ、なるべく水圧を減らして脱出を図る
ざっとこんな感じでした。 他にも煙や暴風雨を体験できるそうなので、機会があったらまた来てみたいですね。 駐車料も入館料もなんと無料ですし!(驚愕。さすが東京様)
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