
今に始まった話じゃありませんが、僕自身かなりの悲観的思考志向です。
ここであえて思考志向と書いたのは、あくまでも志向というものが第一なんです。
本当もくそもないけど、自身の根幹をなしているのは楽観志向なんです。
でも楽観志向があまりに進みすぎて、自嘲するために悲観思考を表に出しているのです。
みんながみんな楽観思考を押し出し、悲観思考を押し殺す。
僕自身、悲観思考というものは楽観思考に比べて洗練された考えが多いんです。
楽観思考を良いことに、考えることから目を背けて向き合わなくなるんです。
そんな自分の弱さを落とし込むためというのが悲観思考志向の一つ目の理由。
そしてもう一つは悲観思考で悩んでいる自分が好きだということです。
ほんとは気楽に何も考えずに毎日を送ったりしてますが・・・
それでも考えることは凄く自分自身の心と対話することになるし、 なによりも忍耐力がつきます。
考えが堂々巡りするあまり、頭から煙をあげたり。
この先の答えは無に等しいとわかっていながら、それでも疑い続けてみたり。
簡単に答えが出るようなことではなく、答えが出ないと思われるものに向かい合う。
「考える」という行為が、一番自分自身の鍛錬になっていると思います。
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