
自分自身と深く向き合い、未来への期待と不安を抱きながら東奔西走した4ヶ月間。
就職活動を始める時に作ったノートは残り数ページになった。
机にはいつもこのノートと、スケジュール帳が隣にあって。
そんな就職活動ノートを読み返してみた。
僕の就職活動は、05月12日からだった。
ちょうど一年前〜♪
初めてのエントリーは10月26日。
未知の世界、社会人、仕事・・・
右も左もわからずに、とりあえず第一歩を踏み出した。
そして初めての企業との接触は11月26日。
セブンイレブンジャパンだった。
この頃は、とりあえずSPIばかり勉強してた気がする。
初めての面接は02月24日。
3月まではエントリーはコンビニ業界のみだった。
コンビニ業界以外には目も向けなかった。
好奇心でエントリーするなどということは、考えられなかった。
ずっと憧れていたコンビニ業界。
コンビニ業界に就職できれば、これ以上の幸せはないと思っていた。
そして今、僕はコンビニ業界から内定を頂いた。
しかし、なにか違う。
憧れだけで・・・
色々な思いが交錯しながら、足は止まってしまった。
昨日、ハウス食品の最終面接選考結果が届いた。
コンビニ業界に進むことに、僅かながらの抵抗がある。
その理由はわかりそうで、わからない。
仕事がきついとか、休みがないとか。
そんな問題ではなくて、もっと核心的で根本的なところの話だと思う。
だから少しでも将来への可能性を広げるために、ハウス食品は内定が欲しかった。
「コンカイハソウゴウテキニハンダンシタケッカキイニソイカネルカタチトナリマシタ」
これで持ち駒はなくなった。
就職活動前半戦で絞りすぎた業界選びが、結果として帰ってきた。
大丸百貨店も、3日前に選考が終了した。
これから先のことが、わからなくなってきた。
「納得行くまで!!」
そんな理想を追い求めるような、かっこ良いものではない。
自分の始末の悪さを拭いきるための、ある意味仇討ちみたいなものだ。
6月3日にJR伊勢丹の説明会が催される。
ほんとに好きだから、仕事にしたくないのかもしれない。
そんな僕のコンビニへの思いはどんどん大きくなってきた。
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