ステテコ日和
地球に優しい、目にも優しい
Yes,I love ego☆
No,I love ero

2005年06月05日(日) とげの刺さった流氷




くるりの「ばらの花」の一番有名な下りにこんな歌詞がある。

「安心な僕らは旅に出ようぜ」

この12文字はまさに僕の心を表している。

そう思っていた。

僕は狂いそうなくらい、色々なことで悩んでいる。

ぐちぐち考えることが嫌いなくせに、今回限りはどうしようもない。

嫌なことから逃げ出したくなる。

そんな時に旅に出たくなる。

全てから関わりを断って、誰も自分自身を知らない土地に行きたい。

なんのために生きてるんだろうか。

会社に入って働くことが、自分らしい生き方だろうか。

何も考えたくない。

北に逃げたい。

源義経は兄との確執から、北に北に逃げていった。

一説には奥州に潜伏中に泰衡の裏切りで自殺に追い込まれたとか。

または、モンゴルにまで逃げ延び、チンギスハンとして日本に戻ってきたとか。

僕もそんな時代に生まれたかった。

とりあえず北に向かい、宗谷岬まで着いたらロシアに渡りたい。

ロシアは寒がりには辛いかもしれない。

それでも、人間の闇の部分は寒冷な土地の方が鋭くなれると思う。

青森県や岩手県が自殺率で上位にランクインされているのも、関係があると思う。

少し現実とかけ離れた話もしたけど、とりあえずはどこかに旅に出たい。

不安で仕方ないから、僕は旅に出る。

流氷のように、とけだす前に無くなりたい。


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きむそん

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