| 2005年08月28日(日) |
My Happy Endding |

幸福な時間を過ごしていますか。
食べることも寝ることも忘れて、なにかに夢中になれる。
幸福な時間を過ごしていますか。
思えば子どもの頃は、毎日がそうだったような気がする。
毎日、目の前の新しいなにかに夢中になっていたような気がする。
まるでその一日だけは永遠に終わらないかのように。
自分の好奇心に正直であること。
こころが動く瞬間に素直であること。
My Happy Enddingは未来予想図ではない。
かといって遺書のようなものでもない。
臨終に際した自分にあてた手紙みたいなものだろうか。
僕は何を基準に生きてきただろう。
子どもの頃は死ぬのが怖かった。
結婚することも怖かった。
そんなことで幼稚園の時分はよく泣いていた。
巻き貝を耳に当てると海の波音が遠くで響いていた。
人の思いが石などに残るように、貝には波音が染付いていたのだと思った。
耳の奥に響く、穏やかな波音を聞くと涙は止まっていた。
頬を伝う涙のせいで家族で行った海がいっそう喚起された。
今の僕にとって死とは何だろうか。
輪廻転生?極楽浄土?
幸せに死ねるなら何でも良い。
僕は生まれたときから、楽しく死ぬための人生を送ってきた。
生きてること自体、夢か現実かもわからない。
だからと言って現実世界から逃げているわけではない。
どれだけ必死に生きてみても、いつかは忘れられてしまう。
僕がいなくなった世界で、いくら僕が生きていても意味は無い。
僕自身が僕自身を忘れ去っている。
誰のために。
何のために。
それだけのこと。
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