
沖縄の海にミライカナイという場所があった。
そんなことをふと思い出した。
住むとしたら暖かい所と、寒い場所どちらがいいだろう。
寒いほうが「生きてる」を実感できるとは思う。
でもそれには窮屈感や孤独、寂しさといったものが付きまとう。
身体的な制約により、心まで窮屈になりそうだ。
一方で、暖かいところは「生」からは少し距離があると思う。
ふわふわと宙に浮いたような日常。
夢と現実が交わりあう、広さも狭さも感じさせない空間。
死を考えるなら寒い方が良さそうな気もする。
窮屈な世界で自分とひたすら向かい合う。
どこまでも深く、どこまでも青黒い海に飲み込まれて。
そして南の島に辿り着いたなら。
始まりと終わり
始まりの夏と、終わりの冬
夏も冬も暫くはやってこない。
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