
満月は夕暮れの青紫雲に引っ張られてやってきた。
その黄色い月の中では時化こんだ兎がDRUGをキメテイル。
最近気に入ってるステンドグラスが飛び降り自殺みたいに落ちた。
それぐらい驚いた。
実際は何も起こっていないけど。
でもそれが事実であるかは誰にもわからない。
僕を除いては。
本当は節分の豆だって撒いちゃいない。
餅をつくのも疲れるんだ。
そんな人間を月の兎は中指立てて笑ってる。
地球の中の兎だって笑ってる。
答えは一つだけで、全てを0か1かで識別していく。
ルールがひっくり返れば、翌日にはみんなが逆立ちする。
月の兎はいつも変わらず大麻でラリってる。
月と地球は蜘蛛の糸で結ばれていて、繋がっている。
僕はこの時代に蜘蛛の糸を辿っている。
無重力の世界で、青紫雲とふわふわ浮かんでいたい。
写真:『サビツイタ』(京都造形芸術大学にて)
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