2005年08月29日(月) |
『24時間テレビ』にふさわしい剛君 |
録画していたドラマ、『小さな運転士』を観ました。 悲しいドラマを淡々と静かに描いていて、とてもいいドラマでした。 阿部寛さん、和久井映見さん、子役の方もとても素晴らしかったのですが、 剛君がとてもよかった。 内面から滲み出る優しさや誠実さが、ドラマを観ている人に安らぎを与えます。 殺人的なスケジュールの中で、どうしてあのような静かで柔和な演技が出来るのでしょうか。 あれは演技ではないのですね。剛君そのものなのですね。 私はそう思いました。とても印象に残る剛君でした。
『24時間テレビ』のニュースを聞いたとき、剛君を観られると舞い上がりました。 でも、司会に不向きな剛君が達者な慎吾君と一緒とはいえ、 なぜ選ばれたのか不思議でした。 その疑問はテレビを観ていてすぐに解けました。 剛君の人格なのですね。 そつなくというのではなく、 誠実に向き合っているというのがはっきりと伝わってきます。
多忙の中、韓国語を学び、 それを大統領と対談するという国際的な分野にまで持っていった、 生きる姿勢。 『僕の生きる道』『海峡を渡るバイオリン』『僕と彼女と彼女の生きる道』などの、 ヒューマニティー溢れる作品での高い評価と深い印象。 これらのこともまさに今回の「生きる」というテーマの、 パーソナリティーにふさわしい人物と映ったのではないか。 剛君を観て、そんなことを思った私でした。
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