今日はなぜだか喉が渇く。

仕事帰りの電車。止まったある駅のホームで泣いてる女の子(人)がいた。
傍らには男の子(人)。
どう考えても別れ話をしている雰囲気だった。
色々前向きな場面も考えてみたけれど、悲しげな泣き顔は
別れ話を切り出されているほか考えられなかった。

ふと、昔を思い出した。
私は泣きたい気持ちを抑えて、笑顔で
「わかった。私は大丈夫だから。ばいばい☆」
と、振り向かずに自分が乗る電車が止まるホームに向かってた。

本当に辛い所とか、悲しい所とかで感情が出せない人なんです。
むかしっから。

GW中はやたらと昔のことを思い出した。しかも今まで思い出さなかったようなことばかり。
何かスイッチがいたる所にあったのか?
別にないんだけどね。うん。

ふと思い出してみて、あぁやっぱりそうなんだよな。と、ふと毒づいてみたり。
隣で俯きながら、フォローをいれてくれる相方さんに申し訳なく思ってみたり。
相方サンだって辛かっただろうに。

ガラスのビンは一度壊れたら元には戻せない。
いくら接着剤を使ってもとの形に戻せたとしても、
いたる所がひび割れて、結局は壊れたままなんだね。

私の心も、元に戻ったかのように見えて、
ただ、自分でせっせと接着剤でもとの形に見せかけているだけ。

私の心の闇を絶対的に占めているもの。わかってるんだ。自分で。

あの微妙な微笑が。あの微妙な雰囲気が。
もうちょっと、ばれないようにしてくれないか。
隠したいのか、隠せないのかどっちなんだ。

そんなことをひたすら自分の心に押さえつけたあの頃。
自分の感情を押さえつけて、泣き方さえ忘れたあの頃。

僕だっていつもピエロみたいに笑えるわけじゃないから。
と、言いつつピエロみたいに笑ってたな。

はははは。

心配しないで。私は大丈夫だから。
2005年05月09日(月)

ひなんじょ。 / みみ。

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