強行旅行・その2。 |
朝目覚めてみると、寒い。寒すぎる。 ひざ掛けのフリースを引っ張り出す。 ふらふら顔を洗いに出ると、道の駅だと想っていたその駐車場は。 どうやらJA柏崎だった??
柏崎。そうです。新潟県です。 道を走ると日本海! 朝ご飯は海沿いで。ううん。良い感じ。
昼までに小千谷市に着きたい。ということで、ひたすら走る。 途中でお昼ご飯。スーパーで買ったおすしだけど、 やっぱり日本海沿いは違う! スーパーなのにでら新鮮!いくらもきゅうり乗ってなくていくら一本勝負! うみゃ〜うみゃ〜まいう〜。幸せに浸る。
小千谷市。ココは中越地震のど真ん中。 山古志村もすぐそこ。今はそれほどひどいという感じはしなかったが。 気付くと工事していたり、道路は通行止めだったり、 電柱が斜めになっていた。 寿司を買ったスーパーも復興という文字が並んでいた。
今回見にきた「片貝祭り」というのは町全体で盛り上がる祭りらしい。 昼間から地区ごとで若い人たちが「組」に分かれて神輿をかつぐ。 その神輿には花火が積まれている。彼らが神社に運び、奉納する。 花火は祝孫誕生、祝成人、祝還暦、祝厄年満願。などの人たちが 個人だったり、何人か集まったりで奉納するらしい。
町全体で祭りを盛り上げるため、駐車場となる学校は午前授業だったらしい。 神社までの道には奉納した人たちと花火の名前がずらりと並んでいる。 その中には竜雷太 、江口洋介といった有名人の名前も・・・。
2時半になり、有料観覧席があく。奉納料1000円。 マットをだだっ広く引いて、みんな寝て花火を見上げるらしい。 場所を取って、屋台で買ったりして時間を待つ。
7時半。花火打ち上げ。 ココの花火は一発ずつ説明しながらあげるらしい。 花火の大きさ、奉納した人、コメント←これが面白い。 女の人がひとつづつ説明してあげて行く。
尺玉っていう、普通の花火大会でやっと一発くらいあげるでかい花火が ほとんど。いっぱつうんびゃくまんが。
ちゅうか、花火がカメラに収まりきらない。
33歳厄年満願チームは、33個追っかけ尺玉連発! 還暦もそれに劣らず50発くらい連続尺玉特大スターマイン! 迫力が違いすぎる・・・。
ココのメインは4尺玉。尺玉の4倍。世界一の大きさを誇るらしい。 これはさすがにカメラを構えず、自分の心に焼き付ける。 地響きのする花火。重低音で服がぶるぶるする。重たい音で大きすぎて 形がままならない4尺玉が打ちあがり、降ってくるようだ。
奉納された花火を7時半から10時半まで延々とあげる。 その一発一発がありえないほどにでかい。 元々の大きさがでかい+上げる場所が近すぎる。
4尺玉が終わると最後の花火。 若連合という町の若い連中が「ハードゲイスターマイン」をあげる。 若連合代表の5人ほど名前が呼ばれると、 一人づつご丁寧に「ふぉー!!!」と叫ぶもんだから、大爆笑。
片貝まつり迎賓館
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2005年09月09日(金)
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