えらいぞ!
2004年12月10日(金)

午前中散歩に出かけ 窯元の前の下り坂をテクテク、バフクリと歩いていたら建設中の家の前に停めてあった車が動き出そうとしていた。
なんと車体の下の後輪の前には チャトラン(注:ムツゴロウさんの映画に出てきた茶トラのネコ)のようなマイケル(注:”what’s マイケル”という漫画のネコ こちらも茶トラ)のようなグリーンの首輪をしたネコが寝ていた。

車がジワジワ動き出そうとしているのに ネコは全然動こうとしない!
このままでは轢かれてしまう!

ヒェーッと ワタシは右手にバフのリード、左手にクリークのリードを持った状態で必死に両手を挙げ『ウオッ、ウオーッ』と叫んでいた。
どうしてこういうときにとっさに言葉が出ないのだろう?

運転手はワタシを見ても車を動かそうとしている。
『轢かれる!!』と思ったその時 バフがネコに気が付いてワタシを引いて走り出そうとした。
それに気が付いたネコが ビューッとそこから走り去った。

ホッ、大丈夫だった…
車の主は 『へんな人』というような一瞥をくれ何も知らずに去っていった。

バフはネコを見ると追いかける。
いつも困った癖だと辟易していたのに今日はそれで一匹のネコを救った。
まるでゴンザレスさんちのジニーみたいだった(?)
(注:『猫たちを救う犬』という本に出てくる犬