あーい、あーい、どうも、どうも。 持病と言ってももういいぐらいの生理痛が毎回毎回あまりに酷く、その都度会社を休んでしまい、しなくてもいいとは思うのだがすげえ気兼ねしてしまう管理人です。つーかうちの職場は皆さんいい人には違いないのですが、どうもいい人たち過ぎるというか「そこまで気を遣ってくださらなくても」と言いたくなるような仲間意識と社会性に満ちあふれた人ばかりで、私のような「本当は傍若無人なのだけれど他人との距離の取り方がいまひとつズレていて馬鹿丁寧になってしまう人」はかえって気を遣って疲れます。 つーかですねまたしてもTさん、会社関係の連絡はですね、携帯メールよりうちの会社のパソに送ってください。 「休みます」 「15分遅れます」 と移動中に私のケータイに送られても会社着くまで見ないっつうかですね、会社のパソコンに送られて来たのを朝イチでメールチェックして見るのと、何がどう違うのか分からないっつうか、携帯電話なんだから本来の用途通り会社に電話すればどうなんだっつうか、ていうか私のような人種はあなたのような方には存在自体信じられないかもしれませんが、私はケータイメールを使いこなせないんですってばよ!!←最悪 それにケータイだと忘れたらしまいだし、私は内勤だから会社のパソが一番正確かつ無難、っていうか、会社の連絡ツールってな営業はともかく、個人のケータイよりそっちの方が普通なんじゃないのか? あと、私が「午前中休みます」と用件書いて送ったら、その都度いただくお気遣いのメールは2度も3度も要らないですから。会社休むほど体調が悪い時に何度も携帯メール打たせないでください。 こんな感じで毎日毎日、善意と言う名の真綿に首をしめられ続けて息が詰まり気味な最近ですが、あまり黙ってニコニコしているのも、向こうのお節介フラグを必要以上に立たせてしまう上に、こっちも心身の健康に悪いので、ここ数日は極力ズバズバ言うようにして相手の干渉を遠ざけようと試みる私は嫌な奴かもしれません。 今回もそんな感じで生理痛がやってきて、仕事もちょうど暇で休んでも良かったのですが、またそんな事して向こうに余計な気を遣われて余計なことを言われて、(主に私が)イライラするのが嫌だったので、仕事を昼からさぼって、先月にTさんに紹介された大病院の婦人科に行ったわけですよ。 そこで早速超音波検査を受けてみたところ、
「子宮内膜症の可能性が高いので、手術が必要かどうか検査しましょう」
といきなりカンサイジンじゃないと一発でわかる滑舌のいい医者(男)にきっぱり言われて、予想斜め上の展開に茫然としている間に同意書書かされて、週末に否応なくMRI検査が決定してしまったという。
あー、ただでさえ手取りが少ない月に、またしても万単位の検査費用が――――――――!!!←気にするのはそれかい
ていうか医者、いくら生理痛の鈍痛でイライラし消耗しておるところを、あの固いパイプ椅子に2時間も座らされてそれも臨界点に来ており、診察室に入った時には患者(私)の態度が凄まじくふてくされていたからってですね、決めつけるの早すぎというか、わかったとしても患者(私)の心の準備ができてない時に言うなとか、もちっと調べてからにしろよと言うか嫌がらせにも程がありますみたいなさ(※たぶん違います)!! いや、まあ、不幸中の幸いというやつで、命に関わったり悪性の病気ではないそうなんですが、禁煙した矢先にこれってまじ冗談じゃねーよ!とか帰り道ちみっと凹んでみたりもしたが、まだ、
「ごめん。MRIで調べてみたけど違ったわ」
てな展開にまだしつっこくも期待もしており、医者も、
「良性の病気だし、この程度なら手術せずに経過観察している人はたくさんいる」
と言っていた事なれば、手術しないで済む(とたぶん思う)今の段階で見つかった事は、まだ全然運が良かったのだと思っておきます。はい。てゆーか手術は、転職直後でカネがないのでマジで困ります。 いや一応医療保険には入っているし、健康保険も適用されるとの事なので、懐はそんなに痛まないと思うのだが、言ったらまぁ20年近く付き合ってきて、「たかが」と呼べないこともない生理痛に手術費用20万(自己負担分)てのも気が引け、いやいやしかし、投薬治療しながら経過観察ってのも、ホルモン剤の副作用とかで1日中ぐったりとかして気が滅入るぐらいなら、私自身の為にもここいらでいっそずばっと、さくっと、ぞぶっと。・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・まぁとにかく、昨日からこの青天の霹靂で、禁煙の事が頭からふっとんでしまったのは、ある意味、自爆ショック療法で禁煙成功ですか?てな感じで、偶然とはいえこのような事態が自分の身体の中で発覚してしまったのは、無論その1日1箱×8年間の喫煙歴が全く影響していないはずはなく、むしろ天罰と言うか、因果応報としか言い様がないように思え、
「知らず知らずに散々、自分のことを虐めてきたのだなあ」 「なんだかんだ憎たらしいことを散々ほざいてみても、有り難くも心配してくれる人は自分が思っているよりはなんかいてくれるし、誰より自分のためにも自分のことをもっと大事にしてあげよう」
とガラにもなく遠い目をして思い、禁煙への決意が嫌でも(すっごい現金なあんた)固まりましたので、まあある意味おめでとうというか、この程度で済んで良かったのですね、という感じだな。 しかし管理人はただでさえ身体の調子がちょっとでも悪いと、本棚から禁書『よくわかる家庭の医学』をひもといて、 「おお、今私に起きているこの倦怠感はガンの症状では」 とか、 「ああこの便秘は直腸癌の兆候じゃないのか〜」 とか、一人で勝手にバーチャル重病人になり夜中に懊悩して眠れなくなるという、ある意味異常におめでたい人でして、その日も全くノーマークだった婦人科で手術と言われて動揺しないはずもなく、寝たり起きたりを繰り返し己の来し方行く末までに思いを馳せ、翌朝は当然睡眠不足で、しかも生理痛がまだ本当に痛かったので翌日も休む。 が、その日は本社への提出物の期限だった事を思い出し、行く。 で、職場の最寄り駅の改札をくぐった頃に、またしてもTさんから、「『提出物は明日でいいから今日はおとなしく寝てろ』と上司が言っていました」と携帯にメールが入る。
「あと5分程度で着く所に今いるんですけど」
と書いて返事を送ろうかと思ったが、「それを書いて私はどうしたいんだ」とはっと自問の心が起こり、間違っても「ここまで来たからには!!」などとせっかくの上司の厚意を無にしてまで仕事がしたかった訳でもないので、そのまま喫茶店に座り、2〜3回メールのやり取りをしてすごすご帰ってくる。
「支社長にメールしといた方がいいと思います」 「今日の提出物のこと、Kさんにも言ってくれてましたから」
Tさん相変わらず気遣い台無しです。
いや、そりゃ上司にメールなり電話なりは当然のことですから言われなくてもするつもりでしたが、つまり私が休むことで提出物を出せなかったことで迷惑の掛かるKさんが、案の定私に文句を垂れていたというのが丸わかりじゃないですか。・・・・・・・・・ 明日Kさんに謝っとこう。・・・・・・・・・・ っていうか、何で私、病気が発覚してるのに、そんなにまでして気を遣わなければならないんだろうか。・・・・・・・・・しかも結局今日した事って、職場の近くまで電車2本乗り継いで1時間かけて何しに行ったって、カフェオレ飲んだだけっていう。・・・・・・・・・ まぁ、禁煙に着手できたのも病気がわかったのも、結局はこの人の有り余る善意のお陰な訳だから、私個人の好き嫌いはさておいても感謝の気持ちだけは忘れてはならないし、本当にこう考えるのはきっと私が病んでいるんだろうが、
いつかこの女は刺される。
次はその善意で私に何が起きるのか、私は何で動揺しなければならないのか、怖くて仕方がない。こわいよこわいよこわいよ。 ていうか、最近、彼女のことは「天然で腹黒い人」と思っていたが、それは実は社長に「けとばしたい」と言わしめたおっさん67歳の方で、この女は絶対、自分の一言に翻弄され苦悶する私を見てささやかに喜んでる。 笑顔で黙らせる術を身につけなければ。・・・・・・・・・
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