2005年02月17日(木) |
今日はちょっと真面目さんです |
今日で、受験生としての日記を書くのは最後になる。 試験はあさってからなのだが、明日の昼には此処を出て、試験会場近くに宿をとることにしているので。
長かったな、ここまで。
春の気配が聴こえる昼下がり。いろんな思いが去来する。
例えば6年前の私には、今ここに立っているこの段階がこんなにもまだ迷いや悩みで溢れているなんて想像もつかなかった。 でも。 振り返ると、たとえきれいな出来事ばかりでなかったにせよ、歩いてきた道はそれなりによたよたと、現在の私に通じている。 それは私にとって、ささやかな自信となって。
春が来たら。 私という人間は、初めて、私自身だけで完結することの無い存在になる。 自分の道は、ひとの道のために存在することになる。 そういう状況で、私は私をきちんと保つことができるのだろうか。 不安は尽きない、けれど。
見上げると、はるのそら。 新しい世界に一歩を踏み出すということは、そんなに悪いことばかりではないみたいだ。
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