2005年03月22日(火) |
莞爾トシテ笑フ、エレベーターの中で |
脱☆モラへ向けた事務作業を日々黙々と行っております。 具体的に言うと、引越し、就職準備、その他諸々のこなすべき事柄が山積しております。
余りにもやらなくてはいけないことが多すぎて、
こころの処理・処分・告白・清算等々は後回しになってしまうなぁ、と、
その際は新居にてネットをつないでから「莞爾」に一応の完結を与えるという手段をとるのであろうと、
考えていたのですが。
からだとこころが別々に処理できるはずも無く。
事務処理を執り行ううちに自然とある種の諦観のようなものが生まれていたり、 そして気付いたらとても楽になっていたり、
一番驚いたのが、
結局きもちの清算を完全に済ませる手段を見つけられず放置していたひとを、
(そのひとのことは、もうひとつの文章のほうで、「破壊本能」「満月と堕胎罪」と題をつけて書いているのですが)
別れてから1年以上ちらりとも見かけることも無く、もしかして本当に死んだのかももしくは消えたのかもと思っていたそのひとを、
就職に向けた春のスーツを買い込んだ帰り道に、見た。
というか、一瞬、百貨店のエレベーターの中というものすごく近い空間に存在してしまった。
このことは改めて文章にする必要があるだろう、 なぜなら今の私はあまりに混乱している。 彼は私の存在を完全に「なかったこと」にはできずにいるようだ。 なぜなら、彼は意識して私と目を合わせようとしなかった。 私はというと、そんな彼を哀れに思うと同時に、 くちもとに、笑み。
笑って、生きてやると。 莞爾として、笑って、生きてやると。 改めてつよくつよく誓った、春分の日。
|