好きでもないひとに最高の笑顔を見せる銀座線乗り換えた電車は慣れぬ家路を走る窓に映るはいつしかみせかたを覚えた鎖骨と飾りがまとわりつく手首の線戻れない時間空間を裂いて走る車窓に忽然と現れたのは東京タワー諦めてしまえば感じなくなってしまえばそれで済むのに と 思う