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働くママと、子供の関係。 - 2007年06月23日(土)

『特ダネ』で、OLと働くママたちが集まって出産や育児に
関するセミナーが丸の内で開かれているという特集を組んでいた。

OLっつーのはどうやら独身の方たちらしいので、変わった
取り合わせだな〜?と思ったのですが。
出産はしたいんだけど、結婚してしまったら今の仕事は続け
られないんじゃないか?出産したらなおさら・・・?という
不安を抱くOLさんたちが、働くママたちの話を聞いて安心
しようっていう趣旨だったみたいです。(違うか?)

25歳のOLさんは

「出産は、絶対にしたいんです。でも、それのために何かを
捨てるということはしたくない。でも時間をうまく使えば、
何も捨てずに、今の生活にプラスすることもできるんだなって
思いました。でも1人じゃ出産できませんからね。私の場合、
出産ありきの結婚なんです」

と言っていました。
そして、10ヶ年計画表なるものを制作しており、2年後の
27歳で結婚し、29歳には第一子出産、31歳で第二子
出産、のようなことが書いてありました。汚い字で・・・(ボソリ

まあちょっと私の文章力が稚拙なもんで、番組の内容はよく
伝わらないとは思うんですが(苦笑)、とにかくその人の
考えに対しては「ん?ちょっと待てよ?」と思っていました。
そしたら案の定、スタジオにいたピーコさんやコメンテーター
の方からもわりと辛らつな意見が。

そりゃそうだろな・・・って感じです。

何かを捨てるとか犠牲にするとか、そういうことじゃないじゃない
ってコメンテーターは言ってました。
まあ、表現上そういう言葉になっただけだと思うので、
「アンタを産むために仕事を犠牲にしたのよ!」という気持ちで
子育てするとは思えませんが。

しかしだね。
フルで仕事して、自分の時間も持ちつつ、充実した人生を送って、
それはそれは満足でしょうよ。大人はね。
でも、25歳の彼女が言うように何もかも手に入れようとすると、
やっぱり無理が出てきてどこかにひずみが生じるものだと
思うのです。

そのしわ寄せが来るのは、間違いなく子供です。

うちの両親も共働きで、ある程度裕福に育てられたことは
感謝しています。
でもやっぱり子供の頃の私は寂しくて寂しくて、その結果
いろいろとおかしな行動をしていました。

今でこそ母親と仲良しですが、普通に会話が成立するように
なったのは、22歳を超えてから。
それまでは親子関係がまったくうまくいかなくて、あまり口を
きいたことがありませんでした。

悩み事を相談した覚えもないし、スキンシップした記憶も無い。
それは全て、母親が忙しかったから。
いて欲しい時にいない人だったから。

私の実家は、小学校からは約2�劼僚蠅砲△蝓⊂�学1年生には
とてもつらい道のりでした。
途中でトイレに行きたくなってもどうしようもないので、
畑の中でコッソリ野グソしたこともあります。

笑いごっちゃないからね。
想像したら、かわいそうじゃないですか?
6歳児が、トイレに間に合わなくてパンツを汚したり野グソ
してる姿って。
でもそんなこと恥ずかしいって分かってるから、一人で
こっそりパンツ洗うんですよ。

で、家に帰っても誰もいないと。
鍵っ子ですよ。

私は小さい頃から、よく嘘をつく子でした。
今思えば、ですけどやっぱり親や周囲の目を引きたかった
んだと思います。

習い事に行くといって友達と遊んでたり、月謝を使い込んだり、
親の財布からお金を抜き取ったことも一度や二度じゃ
ありません。
なんでそんなことするのかって言うと、友達を引き止めて
おきたいからですよね。

友達と一緒に駄菓子屋さんに行って、奢ってあげたりしてました。
あの瞬間は後ろめたいながらも、楽しかったし気持ちよかった。

ただ、バレるのは時間の問題でしたから、こっぴどく叱られ
ましたけどね。
でも、どうしてそんなことしたの?と聞かれても答えられない。
自分じゃ分からないんですよ。
本当に分からないし、言葉も見つからないからだんまりを
決め込むしかない。

すると
「なんで何にも言わへんの!?理由を正直に言いなさい!!」
とまたヒステリックに怒られるわけです。

結局、理由は言わなかった気がするな〜。

そして行き着いた先は「この子は病気?」みたいな感じでしょうか。
児童相談所に連れて行かれ、色んなことを質問されては答えました。
「何の意味があんのかな?」と子供心に思いながら。
催眠療法にかけられたこともあります。
催眠術になんかかかってないのに、周囲の大人だけが神妙な
顔つきしてて、「何やってんだろこの人たち」と思っていたのを
覚えています。

夜尿症も小5まで治りませんでした。
催眠の先生いわく、「自律神経失調症」だとか。

結婚する直前、断腸の思いでこのことを旦那さんに告白しました。
お金を盗んだ経験があること、小5までおねしょをしていたこと、
自律神経失調症だと言われたこと・・・。
初めて他人に話しました。
すると、俺もそうだったよという答えが返ってきたのです。
俺も親のお金盗んでたよと。しかもその額200万近くに上る
のだとか。旦那さんも長男で、親は共働き。
似たような境遇だったのかもしれません。

話したい時に周囲に人はいない、顔を合わすと母親にはきつく
叱られる、こんな状況が続いたら子供は精神を壊します。
だから母親は、子供が小さいうちは絶対に絶対に絶対に、そばに
いてやらなきゃいけない。
自分の子には、絶対にそんな思いはさせない。

母親からしてみれば、一緒にいてやれる時間が少ないからこそ
きちんと躾けてやらなければ・・・!と思っていたのでしょうが、
そんなもんは大人の都合です。
子供は、母親と一緒にいたいのに、いられない。
一緒のときこそ甘えたいのに、何かにつけて怒られる。
「お姉ちゃんやから」と言われ、甘えることも泣くことも
ワガママを言うことも許されませんでした。

でも結局、自分の感情を素直に出せなくなると、親に隠れて
お金を盗んだり習い事をさぼったりするんです。
どっかにひずみはできるんですよ。

子供には、どっぷり浸かれる愛が必要です。
家に帰ったら、笑顔で迎えてくれる母親が必要なんです。

極端な話はさておき、
お金より愛っていうのは、そういうことをいうんだと思う。

だから私は、働くママにはならない。
育児休暇が10年取れるのなら、働いてもいいけど。(笑)
ちょっと(かなり?)貧乏暮らしになると思うけど、我が子には
愛を注ぎたいと思ってます。

*****

もちろん、このことが全ての人に当てはまるわけではないのは
百も承知です。

それに、そういう色々な過去があって、幸せな今があるのだから、
一概にそれが“悪”だった、とも言い切れません。
でもやっぱり、当時のことを思い出すと今でも辛いし、あまり
思い出したくない時代でもあります。

実際に、昔のことを母や祖母が何気なく話し始めると、私は
顔を背けたり席を外したい衝動に駆られます。

ウチの子には、もうちょっと明るい思い出を作ってやりたいかな。




...

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