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母乳育児。 - 2008年05月23日(金)

とうとう、みそじ突入のカロリィですヨロシク。
30ですよー!
この私が30ですってよー!!

きっと皆が思うことなんでしょうけど、ちょっと前まで30なんて
オバサン!って思ってたのに、自分がなってみると意外と何にも
変わらないのね〜なんて。(笑)

妊娠中、旦那方の親戚のおばさんに
「やっぱり20代のうちに1人くらいは産んどかないとね〜」
という、微妙に失礼な発言を受けましたけど。

5月生まれの私が4月下旬に出産したんで、その理論でいくと、
ギリセーフでございます。
まあだからね、年齢のこととか、こと妊娠・出産に関することは
慎重に発言しないと地雷踏みかねないですよね。

病院には、合計6日間入院しました。夜10時半ごろから少しずつ
痛み始めたんですが、入院費のこととかが頭をよぎり
「12時過ぎるまでは行っちゃいけない…」とか考えてました。

出産後すぐ、分娩台の上でカンガルーケアというのをやりました。
出てきてすぐの赤ちゃんを私の胸の上に置いて、30分間ほど
素肌で触れ合うというものです。
つい5分ほど前までお腹にいた子が、もう首をグリングリン
動かしておっぱいを一生懸命探す姿は、不思議というか何と
いうか…。

この時点ではまだ実感が沸かなくて、助産師さんに赤ちゃんを
胸の上に置かれた後もどうしていいか分からなくて、恐る恐る
触ってました。
「えー…どうしたらいいんですかね、コレ?」
とか言っちゃって。(笑)

かわいいとか、愛しいとか、そんなこと何も考えてませんでしたね。
とにかく、ああ出産が終わった…疲れた…早く寝たい…ばっかり
思ってました。

そんですぐ、赤ちゃんを私の小脇に移して、授乳。
授乳といってもこの時点では母乳は全く出てません。
まあ、母性を刺激してどうのこうのってやつですね。

実際に生まれてきた赤ん坊を目の前にしても何の感情も沸かなかった
ので、こんなにも母性の薄い私だから、もしかしたら母乳は
出ないかもしれないなってこの時点で思いました。

平均的には、母乳がちゃんと出始めるのは出産3〜4日後と言われて
います。もちろん、妊娠後期から出始める人もいれば、退院後
しばらくしてやっと出始める人もいるので、こればっかりは
個人差が大きく、一概にどうと言えることではありません。

私が入ったのは4人部屋の一角。
どうやら私以外の人たちは、もう既に母乳が出ている様子でした。
赤ちゃんというのは、生後3日は飲まず食わずでも大丈夫なように
栄養を蓄えて出てくるんだそうです。

ですが、出産翌日の午後になるとさすがにお腹が空いたのか
何をどうしても泣き止まなくなってしまいました。
それで、助産師さんに泣き止まないんですけどどうしたら
いいですかーと助言を求めると、じゃあ少しミルク足しましょう
かと。

気軽にもらってきた、たった30ccほどのミルク。
哺乳瓶をくわえさせてやると、涙でいっぱいの目を見開いて、
ゴッキュンゴッキュンと音を立てて飲み始めたのです。
それはそれは、見たこともないような活き活きした顔をして。

それを見て、ボタボタと大粒の涙がこぼれて止まりませんでした。
なんで私、おっぱい出ないんだろう?と。
他の人は出てるのに。
母性が薄いから?
子供が好きでもないのに、産んだから?
たった30ccの市販のミルクに、私負けたの?と。

飲み終えた後は、何とも安らかな顔をしてスヤスヤと眠り始め
たのです。
その時の何ともいえない情けない気持ちといったら…。

入院3日目位までは、1日が長くて長くて。
助産師さんには、おっぱいが出なくても必ず3時間毎には
直接哺乳させるように言われるのですが、出てもいないおっぱいを
くわえさせ、一生懸命吸おうとしている姿が不憫で見てられない
気持ちになりました。

そして3日目のお昼前。
いつものように助産師さんがおっぱいマッサージをしに来て
くれました。
左側だけやってもらい、右側は自分でやってみてね〜と助産師
さんが出て行った後、右側を搾ってみたところ、なんと、
微かにではあるけれど乳白色の液体がじわっと…!!

出た、出た、何か出た〜〜!!
片方だけやけど、出た〜〜!!

と、泣きながら助産師さんに伝えに行きました。
「ホラ〜、だから言ったでしょ?出るのよちゃんと。
出るおっぱいの形してるもの!見れば分かるのよ。良かったね!」
と言ってくれました。

しかしですよ。
喜んだのもつかの間、出始めてすぐにはお腹を満たしてやれるほど
出るわけもなく。
せっかく出始めたのに、結局はミルクを与えないと泣き出す始末。

授乳する前と後で赤ちゃんの体重を量り、授乳量を割り出す
のですが、1時間以上かけて飲んだ量は、たったの4�奸�

情けない…。

妊娠中から
「母乳は出るもんだ、努力するべきだ」
といった類のことを実の母にまで言われ(義父にも言われた)、
出産したらしたで、助産師さんに
「とにかく吸わせること!吸わせることで、母乳は出ます!」
と言われ、せっかく出始めたと思ったらたったの4�奸�

授乳とは名ばかりの“直接哺乳”のたびに、ため息。
母子同室を希望していたものの、苦痛でなりませんでした。

結局、退院する日まで母乳はほとんど出ずじまいでした。
そんな感じだったので、ゲンの体重は減ってしまい、1週間後
体重増加確認のためにもう一度来てくださいとのこと。
その日までの1週間は、傷だらけになったおっぱいを悲鳴を
あげながらくわえさせ、どうしても我慢できなくなった時のみ
ミルクを与えるという日々でした。

おかげで少しずつではあるけれど量も増えだしたのか、1週間後
にはやっとこさ出産時の体重を超えるまでに取り戻しており、
ホッとひと安心。

しかし安心するためにと“母乳外来”というのも予約しました。
母乳外来を受診したのは、さらにその10日後。

裸で体重を量った後、
「いつものように授乳してください」
と言われ、片方20分くらいずつ与え、もう一度計量。

すると助産師さんが目を丸くして、
「112…。112ccも飲んでますよ!?」
とのこと!

「問題ないのに、なんで母乳外来来たの?」
という意味が含まれていたことにも気付きましたけど、とにかく
そんなにたくさん飲んでいたことにビックリしたし、
うれしかった!

そういえば、母乳外来の2日ほど前、夜中に起きたら何だか
ものすごく寒気がして身体がガタガタ震えて止まらなくなり、
おっぱいもビリビリと痺れるような感じがして痛痒かったことを
思い出しました。

後から考えてみれば、あれは乳腺炎の一歩手前だったのでは
ないかと。
もっと母乳の出がいい人があの状態になると乳腺炎になって
しまうんでしょうけど、私は元々出が良くなかったので、あれは
「これから出るぞ」っていう合図だったのかなと思います。
実際、その翌日くらいから出るようになったような気もするし。

そして、母乳外来に行って以降も出る量が増えたような気が
します。
今では、本当に3時間毎にコンスタントに飲んでもらわないと
おっぱいが張って痛くなるほど。

初めて“搾乳”というのもやってみましたが、案外しんどい
もんですね…。赤ちゃんに吸ってもらったほうが、よっぽど
効率的に出るみたいです。
自分で搾ると、手をつたってガーゼに染み込んでる量と
どっちが多いか?っていうくらい無駄にしてしまうので、40cc
搾ったところで挫折してしまいました。
それでもゆうに30分はかかったんだー。

ひとまず、母乳が出るようになったことがめでたしめでたし、
ですよ。


...

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