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- 2026年03月04日(水)

私の5歳下の妹は独身で、現在都内在住。
最近、彼女は自分の老後について心配し始めたらしい。

2年ほど前だったかな、私は妹に「うちの近くに引っ越してきたら?」と
言ったことがあった。
特にそれ以降何も話は進んでいないんだけど、最近になって妹が

「あのとき、お姉ちゃんが『うちの近くに引っ越して来たら』と言ったのは
どういう意味で?」

と聞いてきた。
なので私は

「コロナとか色々あったし、私たち家族の近くにいたほうが合理的なんじゃ
ないかなと思って。私がすぐ動けた方がいいんじゃないかと思ったから。」

と答えました。
すると妹は、

「あ〜、なるほど。あの時引っ越しの話が出て、なぜその話が出たんだろう、
自分のことだけで手いっぱいの私が引っ越しをして、私がこれまでに築いた
ものを断ち切って、何が合理的なんだろう?と不思議だった。」

と私に疑問を呈してきました。

妹いわく、彼女は彼女自身の生活で手いっぱいなのだそうです。
フルタイムの仕事と、習い事で忙しいのだと。

それを聞いて、私も私で

「あーそか、私と妹では考え方も人生のスピード感も全然違うんだった」

ってことを改めて思い出しました。

私と妹が住んでいる場所は、ドアtoドアで1時間かかるんだろうか。
妹は何度かうちに遊びに来たことがあるけれど、私は妹が住むマンションには
行ったことがないもんで、実際の所要時間は知らない。

ちなみに妹が住んでいるのは“新宿駅から2駅”という、都会も都会、超都心部。

都内の大学を卒業してから20年間、ずっと同じ賃貸マンションで暮らして
いるんだそうだ。

私は40歳ちょうどくらいの頃にどえらい腰痛を経験し、またその直後に
コロナ禍も過ごし、そのときに
「ほんっとーに結婚してて良かった!!1人じゃなくて良かった!!」
って思いましてね。

1人暮らしって、不安にならないのかな〜?と思って、妹に引っ越しの話を
持ち掛けたんですよ。

近くにいれば、病める時も健やかなる時も助け合えるじゃないですか。
実際問題、私たち家族が妹に助けてもらう必要は無さそうだけども。

妹に疑問を呈されたときの私の本心としては、

「あ〜、そか。そういう風に思うんだね。じゃあ好きにして。」

でした。
別に意地悪とかそういうんじゃなくて、何を優先するかは人それぞれだと
思うから、妹に好きにすればいいよという意味で。

私は、私の考えられる範囲で良かれと思って妹に提案をしたけれど、それは
独りよがりだったなと。
考えを改めた、という感じです。

で、母が亡くなって、さらに妹は自分の老後について考え始めたようで

「東京は、仕事が無いと住めない。仕事ができなくなったら、地元に帰って
暮らしたい。」

と言っていました。

基本的には「大人だから、本人の好きにすれば良い」が大前提です。
大前提ではあるけれど、この日記を読んでくださっている皆さまは私が
言いたいことがお分かりでしょうか。




えー!!
東京の大学出て、東京で働いて東京に納税して、納税できなくなったら
地元帰るんだー!!

てか地元帰ったとして、誰に面倒見てもらうのー!!
もらったお給料全額自分にBETして(←本人いわく)、ほとんど貯金も無い
状態で地元に帰って、どうするのー!!

え?今実家がある場所に自分の住む部屋を作ってほしい?
何それ良いアイデアー!!
貯金無いけど部屋は作ってほしいとかー!!
今の今までほとんど姪っ子たちとも関わっていないのに、老後突然一緒に
住まわせてほしいとかー!!



ですハイ。
すみません意地悪ですね。

え、意地悪かな?
自分だったら都合良すぎてそんなこと言い出せない笑
地元出て、楽しむだけ楽しんで自分が老いたら地元の世話になるとか。
ちょっとそれは無いわ〜と思ってしまった。

私はこれは、子育てをしたからこそ税金のありがたみを体感できたのかも
しれないと思っています。

私たち夫婦は子どもが生まれた時点では結構な貧乏でして、認可保育園に
入ることができたときに、保育料の安さにむちゃくちゃビックリしたんです。

それが、私たちの収入アップに比例して、下の子が卒園する頃には1人当たり
の保育料が10倍くらいに跳ね上がっていたのを見て

「ああ、安かった頃は、高額納税者の皆様方のおかげであの金額で済んで
いたんだな、ヨシ、これからは頑張って納税する側に回ろう!!」

と思ったものです。
子どもたちが小学校に入っても、公立ですから大きなお金はほとんどかから
なかった。

PTAの役員をやるようになり、交通安全協議会の委員になって会議に出席し、
そこで役所や警察、土木の方々に陳情したことがすぐに形となって現れる
様を実際に見て、

「おおぉ、これが…税金…」

と感動したのです。
横断歩道が消えかかっているから書き直してほしい、子どもの目線からは
見えないからああしてほしい、子どもたちのためにこうしてほしい、という
意見が、よほど無理を言わない限りは全部叶っていた記憶。

だからこそ、私は私が住んでいる自治体に納税すべきだと思ってふるさと
納税はしないことにしてる。

そういう考えを持っている私からしてみたら、妹の言っていることは随分
都合が良くて自分のことしか考えていないように見えてしまったよ。

だからと言って、私の価値観を述べるつもりはないし、妹に何か説くつもり
もない。

私が
「何をどうするかはあなたの自由だから」
という枕詞を妹に対して使った本意としては、

「あなたのお金をどこに投じようとあなたの自由」

というところ。
そして、言いはしないけれど

「地元に納税せず、姪っ子たちに投資するわけでも、また遺産を残すわけでも
ないのに、地元に帰って姪っ子たちと一緒に住みたい…んだ」

とは思ったりする。

それを、ズルイとかは思わない。
羨ましくは全然ない。
私は、私が築いた家族と一緒に世界一幸せに暮らしているから。

ただ、妹の考えを手放しに賛成することはできない。
だってたまたま姪っ子って話だけど、それが甥っ子である我が子たちに
負担が来る可能性だってじゅうぶん有り得るんだから。

私には負担をかけても良いけど、息子たちにはかけてほしくない。

ちなみに妹から
「退職したら、地元に帰りたいと思ってるんだけど」
と言われたときに、私が言ったのは

「それは家族会議のときに言ってみたら?」

だけです。
だって既に苗字の違う私が口を挟む余地はありませんからね。



もし私だったら…

東京の仕事は早期リタイアして、早めに地元に戻って地元で色々動いてから、
地元の世話になるかもな。

ちなみに私は結婚する直前、一生独身を覚悟してマンション買おうとしてた
からね。
26歳の頃の話です。

仕事も青春も自分の好きなように謳歌して、老後だけ他人の世話になるのは
ちょっと違う気がする。

ま、自分が歩まなかった人生なので、何とも言えませんが☆




...

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