新しいお仕事 - 2026年04月03日(金) 新しい職場でのお仕事は、今のところまあまあの滑り出し。 既存のスタッフの皆さんはとても優しくて穏やか。 怒ったりピリピリしたりイライラしたりしている人は、ゼロと言って良いほど。 と言ってもまだ出勤回数7回ほどなので、本性までは見えませんが。 少なくとも、すぐにバレてしまう人間性のおかしさを持った人はいなさそうな 感じです。 何と言うか、皆さんそれぞれ「当たり前のことができる」人たちのようです。 朝の挨拶にしても「出勤時間の遅い人が早くから来ている人に挨拶をする」 が徹底されている。 古巣は、いつ出勤してきたのやら分からない人がいつの間にやら開店時間 前にはいる、ということが普通でした。 あとは、他人の前を横切る時は一声かけるとか軽く頭を下げる、「前を失礼 します」と言う、とか。 後ろを通る際には「後ろ通ります」「足元失礼します」等、私がずっと 「それが必要最小限で当たり前」と思っていたコミュニケーションが、ストレス 無く行われている職場です。 全員が全員、お互いに敬意を持って接しているように見えます。 大人としては当たり前のことなんですけどね。 業務以外のことだけ比べても、古巣やベイエリアとは大違いです。 レストランの価格帯は古巣とそう変わらないんですけどね。 新しい職場はガッチガチの高級フレンチで、25年ほど続いているお店のようです。 大昔、短期派遣としてこの近くで働いていたことがあったのでお店の存在は 知っていたけれど、ただのカフェだと思ってたら想像以上に高級だったっていう。 なので仕事の内容も、すっごーく地味で繊細で細かくてめんどくさい作業が 多いです。 玉葱ひとつとっても、ほとんどのレストランが茶色い皮が剥かれた状態の 「ムキ玉」を注文するところ、皮のついた玉葱が納品されるので、ひたすら それを剥く仕事、とか。 春なので豆を使った料理が多いんですが、それら全てがサヤ付きの状態で 納品され、サヤから豆を取り出して茹で、一粒一粒薄皮を剥く作業、とか。 とにかくじーっと立った状態で黙々黙々とやる作業が多いです。 つまりは、そこを担ってくれる雑用係りが欲しかったということなのでしょうね。 毎日、料理人1年生みたいな仕事をしています笑 嫌いじゃないので苦にはならないですが、立ちっぱなしで移動が少なく、同じ 場所でじっとしているのは、動いているより案外疲れるもので。 初日はかなり疲れました。 2日目には慣れたっぽいですけど。(早いんや) とにかく、社員の方から言われたことをこなす、終わったら「終わりました」 と言って、また次の作業に進む、チマチマチミチミした作業をずっとしてる。 と思ったら、昨日は2階に併設されているカフェのキッチンにヘルプに入り、 久々にランチ営業に参加しまして、それはそれで非常に楽しく仕事させて もらいました。 入ってきたオーダーの数だけ小さいサラダを作って、チキンを焼いてお客様 にお出しする簡単なお仕事です。 と、社長はそう仰っておられました。 レストランの仕事もカフェの仕事も、 「主婦業をされている方ならできる仕事」 だと。 いやー、多分無理でしょう。 飲食店が未経験で普通の主婦の方があの仕事をするのは無理があると思います。 料理人の奥さんってパティシエさんっていうパターン非常に多いので、奥さん もまた「一般人より遥かに料理ができる」ことが多いんですよね。 それを「普通の主婦」と仰っておられるのであれば、それは大きな間違い。 ま、難しいことは何もなかったですけどね。 なかったけども!ていう。 私飲食店勤務25年生! 厨房の常識を家庭のキッチンに持ち込むことはできても、ご家庭のキッチンの 仕事をそのまま厨房でやっても、仕事にならんでしょう。 野菜やら器具の名称に始まり、カットや調理方法等、普通にフランス語で 言われてますしね。 当然、オーダーもフランス語で通ってきます。 「3B(トロワ・べー)、エピナーヴァプール、シルヴプレ」 みたいなね。 メニュー名を何と略すかは、多分雰囲気でしょう笑 その都度特徴を捉えて分かりやすく表現するんだと思います。 知らんけど。 多分だいたいそう。 「エピナーヴァプール」の皿には蒸したほうれん草が使われてます。 仕込みの際も、 「エシャ3つはシズレして、5個はエマンセ」 「玉ねぎ5個もエマンセしたら、ソトワに入れてこっちちょーだい」 とかですね。 この仕事、普通の主婦で務まるんでしょうか。 調理師だとしても、イタリアンしかやったことのない人にはなかなかストレス 大きいのでは。 私自身はフレンチ一筋でやってきた人間では全然なくて、途中ケーキ作って みたり、海外で寿司シェフやってみたり、またある時はバザー実行委員長と して豚汁作ってみたりと様々な業態に身を置いてきたので、とっても広く 浅く薄く楽しく仕事してきました。 厨房内の言語ひとつとっても、料理長がフレンチ出身だとフランス語になる し、イタリアンの方だとイタリア語に寄るし、直近の古巣の方なんかは ドバイの方にいたとかでレシピも何もかも一気に英語になりました。 スマホがある時代で良かったです。 たまに料理長が何言ってるか分からなくてもとりあえずその場は聞き流して、 後からスマホで検索できますからね笑 それで、 「あーなるほど、これをこうしろってことね了解」 みたいなことよくあった。 それで言うと私は料理人3年生くらいまではみっちりフレンチにいたので、 今の職場で困ることはあんまりないです。 もちろんやったことのない作業もあるし、ハウスルールに従うのでお店に よって様々ですけどね。 その辺は25年生の経験則で乗り切れている感じです。 少なくとも、出来が悪くて相手をイライラさせているというようなことは、 今のところ起きてなさそう…と…思いたい…。 ちょっと気が早いかなと思ったけれど、とりあえずはここで頑張ろうかなと 思えたので、3ヶ月分の通勤定期を購入。(※ただしオフピーク!) 身体的な衰えを感じているのがちょっと心配ですが、ひとまずは。 多分、腱とか筋みたいなところが弱ってきているんだろうなと思います。 年も年だし、だましだまし行きます。 ...
|
|