虚ろなる備忘録

3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;

2015年08月20日(木) 通院日。考察。僕が僕を諦めた日。

夜は安心の時間。

−1:25

 夜は、どんな鬼畜なヤツも寝るので、昔っから夜中は僕の時間、僕が唯一安心できる時間帯だったんです。本を読んだり、パソコンでプログラムを動かしたり、イヤフォンで音楽を聴いたり、それはもう自由な時間で。まず監視がないから良かった。まぁ、朝方になると起きてきた母に「夜は寝なさい!」って怒られてしまうのだけど、夜は頭も目も冴えるし、解放感がハンパないから譲れなかった。それで皆が出かける頃になるとやっと眠れて、寝てしまうので大学にも行けなくてw

 気づけば、夜にちゃんと寝ない子になっていた……。今だって皆が寝てくれないと、実家の時ほどじゃないが、なんだか安心しなくってね。でも今は無理やり起きてるとかじゃなくって、皆の寝相を見たりしてニヤニヤしながら起きてるので、精神衛生的にはすごくいい状態なのですよ。

 でも、僕がこういう生活を送れているのは旦那氏の配慮からであって、僕も恩を返したい。解離症状とはまた別に、抑うつ症状の酷さで日常に支障をきたしている。抑うつ症状には抗うつ剤が有効なんだけど、解離とかの神経症の類につける薬はないわけで(T人T) ナムナム

 今日は通院。うつ状態が酷くって、三大欲求がすっぽりなくなっちまったことを主訴にして、解離の話もしてきたい。解離しちゃうのって治さなくていいかな?治そうとしなくていいかな?解離の頻度はどうしたら減らせるのか、つまり、僕が安心するにはどうしたらいいのか。
 解離という逃避方法は、なんというか、僕のスキルみたいなもののような気がして。生きてる間に身につけちゃったもの、それはもう癖の如く。

 昨日に引き続きね、まだ気分がスッキリしてるの。僕の離人感はオカルトではないって言い切ってたけど、まぁそれはちょっと言い過ぎで、オカルトチックではない、くらいのもの。言語で説明できて、相手が納得してくれたから。少しは同意を得たから。

 夢と解離が似ている……そう閃いた昨日の自分、すごい!

−22:01

 眠剤を飲んだ。意識を失ってしまうのを願うほどに疲れを感じるから、今日は正直救いを求めつつ眠剤を飲んだ。眠剤で感覚を鈍らせでもしないと、暴走気味の躰を停止させられない。この躰、そうでもしないと寝てくれなくって困ってるの。

 通院して25分程診察してもらった。自分の能力には限界があって、うつ状態も離人感も自分の努力ではどうにもできないことを思い知った。どうにかしようとやればやるほど、できない自分に自分が打ちのめされていく。その作業にも疲れてしまった。自殺せずに自分を楽にさせる方法は、自分を諦めるしかないのだ。自分が自分を乗り越えようとすることが、死にたくなる程苦しくて、だがさすがに死なんで欲しいと、それだけはダメだと言われてしまうし、僕も不可逆は怖いと思って頷けなくはないから、死なない代わりに、僕は自分に挫折するし、諦めて期待せず、もう苦しんだからそのままでいいよと、例えもう期待され期待するように成長できなくとも、もう今の自分のままでいいよと、諦めを込めて自分に言いたいのだ。非常に消極的な感じで、自分を認めてやる。社会人になれなかった自分に、色々と残念な状態の自分に、もう諦めなさいと言ってやりたい。逆に言えば、自分で治せるなんて思うことは思い上がりも甚だしいのだ。残念だけど、僕は残念な自分をこれ以上律せない。諦めて妥協して嫌でも薬を飲むよ。飲まないでなんとかなるようにしたかったが、なんとかするべきという論もあるが、薬を飲んで少し楽になることを許してやらないと、どちらにせよ潰れるだけだ。
 
 諦める。生きるのに不向きに育ってしまった自分にはこれが限界。役に立たないから殺処分しますって言われる日が来てもいい。ただ、死ぬまでは、最大限の努力をしながら僕を支えてくれる人たちの邪魔をしないように生きていたい。そしてささやかながら、僕にできることがある時は、ありがたくやらせてもらいたい。




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 まぁ、いつかまた、こんな主張も変わる可能性はなきにしもあらず?とは思うけど。今は自分を諦めることで精一杯です(笑顔)。

 〆


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