虚ろなる備忘録

3:理不尽な世界; 5:訪れるかな平穏; 7:すべてが虚ろになる;

2016年01月18日(月) ちょっと過保護になってしまう。

他人の傷を見るのは自分のものより痛い。


■歯磨き完了。


−22:45

 角ハイ1杯目を飲み始めたところ。


 今日は少し忙しかった、いつもに比べては。


 16時過ぎになってシャワーを浴びることにしたが、旦那氏が帰宅するのはおそらく16時半頃だから兎に角急いだがやっぱりメイク諸々間に合わず。追い込まれないとやらないタイプの僕だけど、今回は失敗だ。

 皮膚科に行く予定だった。旦那氏の右手中指の先端だけが異様に腫れて若干紫色っぽく変色していて、それは4〜5日前からだと言うのだが気になった僕はWEBで調べてみたら膿が溜まったりするひょう疽(?)ってのに似ていると思い、放置するのは得策じゃなさそうだからと今日皮膚科に行こうと彼の背中を押したのだった。

 まぁそれなのに僕の支度が遅れて診療時間締め切りの17時には5分も遅れてしまった。それでも診てもらえてラッキーだったのだけれど。

 割とすぐに呼ばれていざ診察室へ入る。もしかしたら本人より気になっているかもしれない僕も付いて行った。
「膿が溜まっていて出る場所がない。悪いけど切るよ。すごい痛いけど切るよ」
「麻酔はなしですか!?」と聞いたのは僕であった。WEB上にも切開するというようなことが書いてあったけど、抗生物質とかでも済むことがあるみたいだったしスプレー式の麻酔をしてくれるところもあるようだとも書いてあったし心の準備がががが!
「こんな腫れてるところに麻酔したらもっと痛いんだよ」と言われ、僕は旦那氏の両肩をガッと掴んだ(応援のつもりで)。

 やぁ、もうそれからの治療は地獄。旦那氏はあまり見ないようにしていたようだが僕は一部始終をガン見していた。爪の端っこをハサミで切って、更にその先端を肉の中にグイッと押し込んで切り込みを入れて。そうしたらば黄色ブドウ球菌満載の黄色のドロリとした膿がニュルニュルと出てくる。途中で医師が「唇の色は大丈夫だね。我慢し過ぎると気絶する人がいるから」と安否を確かめていた。

 血が出てくるまでにだいぶ時間がかかった。ハサミで切り込みなんて入れたら真っ先に血が出ても良いのに、出てきたのは大量の膿であってその膿が出ないと血も出てこない。あらかた押したらやっと血が出てきたと言って絆創膏をまかれていた。


 一部始終見ていた僕は眉をしかめっぱなしで、何度か「痛い」と連呼した気がする。躰がゾワゾワするよね、人の痛そうな姿っていうのは。



−23:54

 今日は疲れ目でもうまともに字が見えない。ので、寝るとする。


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MY追加。