ss-Diary



2005年12月09日(金) お返事 + ハリハーSS−1



明日のマ王がすごく楽しみだ〜〜〜〜!!!
ヴォルフ〜〜〜〜!!!!!



お返事

ハリハー小説「At mortifying grade・・・」をお尋ねの方へ
あぁ・・・・・なんだか結構多くの方に尋ねられました。
皆さんスミマセン!
あれじゃちょっと分かりにくかったでしょうかね( ̄∇ ̄U
新しく来た方には不親切だったかもしれません。
三角関係小説は、連載が終了した一ヵ月後くらいに全てのリンクを外しています。
オフラインの方で第1章に当たる部分のみサンプルとして置いている状態です。
ですので、NOVELの方でも少し手を加えて1章だけこちらもリンク繋げさせて頂きました。
こちらの方は手を加える前の元原稿のため、多少オフラインの方と違うかもしれません。
あとは申し訳ないのですが、本にて・・・・・という事になります。
ご迷惑をお掛けしてすみませんでした<(_ _)>




2005 12/8(木)
>夏
うわ〜!!!!
まさか本当に見たとは思わなかったよ(;^_^A
でも気にいってもらえたようで何よりだv
あの続きはねー・・・・そうなんだよね・・・・
私もものすごく書きたいのだよ(-""-;)
キララクの子供とか子供とか子供とか・・・・・・・・・・・・(ようは子供が書きたい!)
それをネタに本を出したいな〜みたいな?
超ペラ本で!


>11:42 FINAL-PHASEの更新楽しみにしてます。
お待たせしてしまって申し訳ありません・・・・・(T^T)
書き始めてから一体どれ位経ってるでしょう・・・・・
3Pまでしか進んでなくて、消化不良気味のことと思います( ̄∇ ̄U
今週末か来週中に少し進めたいと思います!
原稿の合間になりそうなので、また1〜2Pかもしれませんが(-""-;)
ですがこんな風にコメント下さるとやる気がでるので、たぶん更新できると思います!
それまでもう少しだけお待ち下さいませ<(_ _)>
















〜ハリハー小説〜



ここから下は、簡単に言って「白血病」に関する事です。
先日日記にも私が「骨髄バンク」に登録したと書きましたが、その理由をこの小説に込めていきたいと思いました。
これは骨髄バンクへの登録を促すためのものではありません。
ただ皆さんに色々考えてもらいたいと思い、それをハリハー小説という形で表していきたいと思います。
そして病気や骨髄移植等に関する状況や舞台は日本であると考えて下さい。
またまだ私も勉強中のみで間違いもあるかもしれませんし、スランプ中のため文も乱雑かもしれませんがそこはご容赦下さいませ。







一生に一人だと思える相手
その人と出会えた奇跡
誰よりも大切な、最愛の人

ずっと、共に歩んでいけると思っていた――――――――








「白血病」








心をも明るい気分にさせる程の快晴の空。
そんな太陽の下、仲良さ気に並んで歩く一組の男女。
ゆらゆらと歩く度に揺れる栗色の髪を目に留め、ハリーは静かに笑みを浮かべた。

「何?」

その微笑に不思議そうに首を傾げるハーマイオニー。
その仕草にさえも愛しさを感じて思わず笑みを深くした。

「ん、ふわふわして可愛い髪だな〜って」
「っな・・・////」

ハリーの口から出たその言葉にハーマイオニーは瞬時にその顔が赤い色を広げる。
普段の強気な表情が一転して狼狽えたものへと変わり、それがハーマイオニーを幼く見させた。
その照れた表情はまだ出会ったばかりの頃の彼女を思い出させる。

「・・・・・・・どうしてハリーってそんな恥ずかしいセリフを口に出せるのかしら」

未だ顔を赤くしたまま、ハーマイオニーは悔しそうに唇を尖らせた。

「それはやっぱり、“愛”じゃない?」

そう言っていたずらっ子のように唇の端を上げれば、益々赤くなる顔。
何か反論するかのようにハーマイオニーは小さな声でぶつぶつと呟く。
そんなハーマイオニーの掌をきゅっと握り締めた。
その瞬間ぴくりと小さく反応する掌。
けれど、それは拒まれる事なく優しく握り返される。
そんなハーマイオニーの反応に、嬉しそうにハリーは頬を緩ませる。
こんな時、普段あまり言葉にしないハーマイオニーの愛情を感じられる。
きちんと彼女に愛されているのだと、ハリーは心から満たされる。


二人は止まる事なく歩き続けた。
まだ初々しい恋人同士のように、手を繋いだまま。









「・・・・・・・っ」

どれ位歩いていただろうか。
突然ハーマイオニーが立ち止まり繋がれていない方の手を額に当てて俯いた。

「どうしたの?」
「ちょっと・・・・眩暈が・・・・・・」

途切れ途切れに呟かれたその言葉にハリーは顔を顰めた。

「また?最近多いんじゃない?」

こうしてデートする度・・・・・・それ以外でもハーマイオニーは眩暈を訴える事があった。
始めのうちは回数も少なかったのに、最近では頻回になってきている。
ハーマイオニーの身体を心配し、ハリーは近くにあったベンチまで誘導して座らせた。

「・・・・・・大丈夫?」

心配そうに顔を覗き込むハリーに、ハーマイオニーは弱々しげに微笑みを浮かべた。

「大分良くなったわ。・・・・・・・でも最近身体も疲れやすくて、少し動いただけでも息切れしちゃうのよね」

たぶん疲れが溜まってるんだわ。
そう言って笑うハーマイオニーの姿に、ハリーも少しだけほっとした様子で胸を撫で下ろした。

「ハーマイオニーはいつも無理しすぎるんだよ。研究研究って、そればっかりなんだから」
「好きな事に没頭して何が悪いのよ」

むぅ、と再び口を尖らせた様子にハリーは笑った。
ハーマイオニーは根っからの勉強好き。
それは学校を卒業した今でも変わらず、日々研究に勤しんでいる。
休憩を取ることも忘れて数日研究に没頭する事もしばしばだ。
そんな日々を続けていれば、体調が悪くなるのも当たり前だ。
そう、ハリーは思った。


けれど、それがまさかあんな事態になるとは今のハリーは微塵も考えていなかった。










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