綿霧岩
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このところ、お米のおいしさをかみしめております。 お米はつぶつぶで、一粒一粒で、それが目に見え、舌に感じられるところがすごくいいなあと思います。 そう思い始めると、大味にはなり得ないお米のすごみが見え隠れし出すような気が。 細かいけれど細かすぎないところが良い感じがします。 ぱっと見て、わかる範囲で原型を留めているところが素朴でいいですね。 咀嚼は私にまかせろ、とでも言いたいくらいです。 だからといって固めのごはんが好きというわけでもなく、どちらかと言うとやわらかめが好きです。
それが主食なわけです。 私は米で作られている、 とおおざっぱに思うとどうも嬉しくなります。
この思い、 ご理解いただけますでしょうか、 わかりませんが、 ご理解いただけなくても構いませんが、
夏以来、炊飯器の中に余ったご飯はおにぎりにする習慣になっており、 それが今も続いていまして、そのおにぎりにしたやつがこれ、 お米のつぶつぶ感が倍増して感じられ、さらに良いのです。 晩ごはんで、おかずの乗った皿とおにぎりの乗った皿が並べられ、 箸でおかずを食べ、手づかみでおにぎりを食べ、 だんだんめんどくさくなってきて、おにぎりも箸で食べ、 という変てこな食事を何度もしているのですが、 まだ飽きません私は。
おにぎり、おいしいのです。 そしておにぎりはやっぱり手で食べる方がおいしいのです。 熱いおかずを手で食べる気になったことはありません、 が今そういう選択肢もあることに気づきました。 いまのところ毎回最終的にはお箸でぜんぶ食べています。
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