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| 2021年01月21日(木) |
久々に夫とツンケン喧嘩をした。
いや私が一方的に怒っていただけなのだが、
本当に久しぶりに「虚無」を感じたのだった。
思い起こせば西川君じゃないほうの元カレ以来だったと思う。
あの頃どうしてそうなったかなんて全く覚えていないが、
気分だけは覚えているものだな…と思った。
発端は夫が子どもたちをラーメンに連れて行くと言い出したことだった。
それを子どもたちに伝えたのだが、
「ラーメン食べに行くよ」ではなく、
「ラーメン食べに行くか？」と尋ねたのである。
夫が承認欲求（かなんか知らんがとにかくかまわれたいとき）に使う手である。
もし私が聞かれたらその手を知りつつ「行くー」と言うのだが、
なんせ相手は子ども、
まったく空気を読まずに（読まなくていいやつだが）
「どうしようかなぁ」と、しかも二人ともそう答えたのだった。
当然夫は気分を害し、
「じゃあママと二人で行ってくるわ！」とおキレ気味に。
となると私としても、
「え、子どもたちの代替…？」と気分はよくなかった。
が、基本的にどうでもよかったため（それもどうかと思う）、
「末っ子ちゃんは実家に預けようっと〜」と気楽にしていた。
子どもたちは要するにパパが嫌とかでなく家でゲームをしていたいのである。
私もコロナの昨今、子どもを連れて出かけたくないので、
そのほうがリスクも減るしいいのでは、と思っていた。
夫は今こそおキレ気味だが、ラーメンを食べれば機嫌がよくなる。
かまわれたいというか、頭がラーメンで大多数占められている、が近いのかな…。
なので繰り返すが機嫌は普段と変わらなかった。
しいていえば末っ子から離れられる休日が嬉しかった。
次の日。
出かけるために準備をしている最中に、
真ん中の娘が「やっぱり行きたい！」と言い出した。
ここで初めて私の機嫌が損ねられた。
今準備の途中なのに。
末っ子と離れられるとか夫との事実上のデートがぱぁになったとかいうより、
まず、決まった予定が変わるのが腹立たしかった。
思い返せば、昔は夫のやりたいことを優先させていたので、
子どもたちにもラーメンを食べに行って来いと誘導していた気がする。
しかしもう幼児でもあるまいし、本人たちが行きたがらないのに誘導するのはもはや虐待。
置いて行ってもさほど危険のない個性の子どもたちであるから、
今回のことも行動しなかった。
とはいえ、子どもの心変わりも慣れっこだから、
「あ、そう。じゃお父さんに言ってきて」と言った。
夫はあっさり了承した。
当然だ。私は子どもの代替だったのだから。
ここで虚無になった。
私の予定がだめになることや、ちょっとうきうきした気持ちはどうでもいいんだ。
まぁ、うきうきしてるよと伝えたわけではないのでそこは夫は悪くないが。
しかし夫は私に何のフォローもなく出かけて行った。
虚無再来。
同時に怒りが爆発。
じゃぁ私はラーメンが食べたかったのか？と自問自答したが、
いいやべつに私はラーメン大好きとかではない。
夫とデート♪と心底はしゃいでいたわけでもない。
末っ子のことだって、基本的には大好きな大事な子だから一緒にいるのはつらくない。
そうだな。
書いてみて改めて思ったけど、私へのフォローが全くなかったのがやっぱりつらかったんだ。
いつもの男友達にLINEした。
腹立たしかったので、呼んで飲み会でもするかと思った。
なるほど、人はここから不倫に落ちるのだろう。
よくわかった。私たちの場合は絶対に何もないが。
返事がなかったので（いつものことなのでヘーキ）、
息子と相談してテイクアウトを買いに行った。
虚無に効くように、漫画も大量にレンタルした。
帰宅したら夫たちのほうが早かったけど、
とにかくお腹が空いたので息子と末っ子とばくばく食べた。
娘はさすがに悪かったと思っていたようで、顔を見てすぐに謝ってくれたし、
お腹が膨れたら怒る気はなくなる。
でも夫の顔を見るとやっぱり罵倒したくなった。しないけど。
しないけど、文句くらいは言ってもいいだろう。
べつにデートと銘打っていなくても、フォローしてくれたっていいのよ？？？？
「私だってチャーシューメン食べたかったですけど！！！！！！！！」
夫は何で怒ってるんだと苦笑いし、じゃぁ来週行こうか、と言ってくれたが、
「そういうことじゃないんですよ」
ひとしきり文句を言ったら疲れたし、
やはり夫は理由は理解できなかったし、
さりとて私も夫にこうしてほしいという要求があったわけでもなかったので、
夫に怒りを伝えただけで終わらせるしかなかった。
虚無再再来。
漫画を読んでも虚無には効かなかったが（面白かったけどそれはそれ…）、
ほんとうによっぽど虚無だったようで、（虚無虚無うるさいBBA）
4年ほど通しで見れなかった刀剣乱舞ミュージカルを観れた。
刀ミュは本当によく頑張っていると思うが、
あまり書きたくない理由で私の視聴が進まず、なかなか物語に入っていけなかったが、
今回ばかりは感動の涙を流すことができた。
次の日は現在公演中のライビュを買って観た。
すこしばかり虚無が晴れた。
時間になったのでまた今度。
