コミュニケーション。
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2021年08月10日(火)





昨日の朝だったか、私は居酒屋騒動を思い出した。
夫が居酒屋の店員の女性を気に入り、
家族での団らん中延々とその話をしていた騒動である。

本当は、その後に起こったことを思い出していたところだった。
いろいろあって1か月ほど夫と同室で寝ていたが別室にしよう、と言われたのが、
先述の居酒屋騒動とまったく同じ日であった。
当時の私にとっては大打撃だった。

西川君じゃないほうの元カレと同じく、
私をぞんざいに扱った、とひどく感じられたのだと思う。


昨日の朝の事なのにもう忘れてしまったが、たぶんその直後に私は夫の部屋に行き、
あのことを覚えているかと聞こうと思った。
が、部屋の入り口で、音もなく涙が零れ落ち、言葉にならなかった。
ほんとうに音もしゃっくりも立てなかったので、夫は気づかなかったくらいだった。

泣こうと思ったわけではない。
別室にしようなどといった何かきっかけの言葉があったわけでもない。
だいたい、夫になんて声をかけてほしいかすらわからなくなった。
私は結局何も言わず夫の部屋を後にしたが、
朝のことで夫はとくに不自然とは思わなかったようだ。



いまさら夫を責めたいわけではない。
ただ、夫のやったことは心の浮気であると私は認定したのだと思った。
涙はフラッシュバックなのだと理解した。
24時間ほとんど一緒にいる夫、体の浮気など絶対にありえない(物理的に増えてなければ)夫の、
たった2時間ほどの所業にここまで傷つく、心というシロモノ。
世の中のサレ妻たち、サレ夫たちの苦しみはいかばかりだろうか。

元カレの浮気は確かに経験したが、
あれは順番こそ違えど私が浮気相手だったし、
何より、毎日の生活を共にするということはやっぱり重みが違う。
恋人として過ごす2時間と家族として過ごす2時間は違うのだと今は思う。



ただこれは…夫にどう伝えればいいのだろうな…
夫は体の関係がなければいいくらいに思っていたからやっただけで、
まぁ今はほとんどどこそこの女の子がとかは聞かないけれど、
(さすがに年齢とか次女が生まれたこととかで落ち着いたんだと思う)
ちょっと落ち着いたところで反省してくれるとは思えないな…



まぁ…
筋トレがんばって痩せたらなんでも言ってくれるとは思うけどね!
でも本当は、太ってる私にだって、関係なく謝ってほしいんだよ。
来世ではよろしく。



雪絵 |MAILHOMEBLOG

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