アタシと彼を繋ぐのは
たった二つの携帯で
あまりにも頼りない 見えない線一つで
繋がった絆
大袈裟な偶然じゃナイ 最初はただの気紛れとタイミング
何だって誰だって繰り返す
絶対的多数のベクトルが 一つの位置に向けられて アタシはそれらを何気無く繋いだし 何気無く断ち切った
何かが他と違うと感じたのは 単なる偶然で在れば在るほど 後に重なる事実への対応も取れた 筈なのに
アタシが選んだ アタシを選んだ
単なる一瞬の偶然が繋いだ交流
後悔するにはモウ 気付くのが遅すぎて
只あの時とは違う何かを 必死で紡ごうとしてる
少しでも 強く 少しでも 長く 繋ぎたいと思えたのは
他の誰なんかじゃない
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