確かな約束なんて要らない唯私は貴方と逝きたいの
そうして傍らで何も知らない振りをしても 貼り付けた作り笑顔の裏までは覗けないけれど
幾ら斜め後ろに慕う馬鹿な女の振りをしても その手を振り払う意地くらいは ほんのたまに見せたくなる時だって有るんですから
締め付けて 絡まって 抱き寄せて 壊したい
ゆっくりと 見届けて あざ嘲笑い 許せたら
どんなにかこういった耐え難い胸の痛みも安らぐ事でしょうね
ついぞの気紛れのように時折見せる優しさを 信じて縋り続けても良いのでしょうか いつか蹴落とされるかも知れないと怯えて 綱渡りのような奉仕を続けるくらいなら それならいっそもう使い古したと切り棄て 束の間の安らぎと慢心を与えてくれるような 軽々しく愛の言葉を見返り無く吐いてくれるような 消耗品の代替を受け入れれば良いのでしょうか
何も無い振りなんてしなくていい大方何も無いなんて今更信じちゃいないんですから
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