1人と1匹の日常 |
2004年03月07日(日) テイク・ドア・クローズ♪ |
朝、エアコンの回った部屋で、寒さで目を覚ますと、ドアが少しの隙間、開いている。 開いたドアの前で、新鮮なおいしい空気を吸おうと、りんくうが座っていた。 どうやら、エアコンが効き過ぎ温もった温度に、外の冷たい空気を入れようと、こっそり開けに行ったらしい。 りんくうに、ドアを閉めてもらおうかと思いながら、まずは凍えた部屋の温度を上げようと、エアコンのスイッチを上げたら。 ドアの前から、そそそ〜とりんくうがベットの中にもぐりこんできた。 ・・・どうやら、気温の下がりと同時に、今度は寒くなったらしい・・・。 「りんくう、テイク・ドア・クローズ。(ドアを閉めて。)」 「ドア・クローズして来て。」 今にも、ぬくぬくの毛布にくるまり、寝ようとするりんくうに、ここは負けてはならぬと、開けたドアを閉めるように、声を掛ける。 毛布から、ぬぬ〜と顔を出したりんくうは、ベットから飛び降り、何やら考え始めた。 「そうそう、テイク・ドア・クローズ。」 「ドア・クローズ!」 ハッとひらめき、シッポをふりふり動き出したりんくうは、開いたままのドアから、洗面所へ・・・。 そして、タオルを持ってきて、エッヘン♪ ・・・そうだった。 いつも朝、起きぬけの顔を洗ったら、タオルをお願いしてたものね・・・。 ここは間違いを正そうか、それともドアはあきらめようか・・・? 悩んだ末に、ちょうど家族が「おはよう。」と来て、パタリとドアは閉められたのでした。 その後、夕食時に、同じようにドアを開けてみれば、家族に「寒〜い。」と一斉に振り向かれて、注目を浴びたりんくうは、申し訳なさそうに・・・、きちんと「テイク・ドア・クローズ」できたのでした。 チャンチャン♪♪ |
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