1人と1匹の日常
2004年08月27日(金)  どうして介助犬?
りんくうと共に暮らしてから、介助犬のユーザー自身ということで、「私も介助犬を持ちたいと思ってるのですが。」と、聞かれる機会に出会うことがあります。

それで、お話していると、「?」と思うことが、たまにあります。
介助犬を持ちたいと思った方で、一番多い「きっかけ」が、「テレビで観て」。
もちろん、わたしも、テレビで介助犬を観たのが、初めての介助犬との出会い。

介助犬と一緒に暮らせば、あんなことも、こんなこともできるようになるかな。
いっぱいいっぱい、挑戦したいな。

そんな前向きな気持ちは、大きな希望だと思う。
わたしも応援したいし、もっと介助犬の頭数が増え、希望される多くの方が、介助犬と出会えれば・・・と願っている。

しかし、あえて、ひとつだけ、伝えたいことがあります。
今、介助犬と暮らす、ユーザーとして。

介助犬は、気持ちのある生き物。
不機嫌な時もあるし、疲れて眠い時だってある。
いつもどんな時も、一定量のサポートを必要とされるならば、それは、機械や人的援助の方がプラスな場合もあるかもと思う。

どうして、介助犬なのか?
失敗しちゃった時も、「ダメでしょ!」じゃなくって、「もう1回チャレンジしてみようよ!」

それが、介助犬との生活の、魅力なのだと、ユーザーの1人として、今感じてます。
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