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2005年04月30日(土) ©
過去の消えていた筈の記憶。
大きな声を出されるのが、凄く嫌いだ
喧嘩にしても言い争いにしても、大きな声で言い合うより
冷静に、淡々として行きたい。
其の冷静さが、更に相手の怒りに拍車をかけるらしいけれど。
昔、短気だった元彼さんは、キレると声が大きくなり
其の大きな声で、ワタシを責め立てたモノだ。
いや、勿論殴られたりはしないのですが
カッとなると声が大きくなっちゃう人だっただけで。
しかしいつからか、大きな声を出されそうになると
身構えるようになって仕舞った。
恐くて恐くて仕方ないのだ、発作の様に其れはワタシを苦しめた。
しかし、そんなワタシの異変に気付き、元彼さんは凄く反省し
其れ以来大きな声を出す事はなくなった。
そして、ワタシの発作的恐怖心も、徐々に薄れて行った。
あの頃から其れなりに長い月日が経ったが、大きな声は未だ苦手だ。
しかし、うん・・・困った事に
あの人も頭に血が上ったりすると、だんだん声が大きくなる。
口下手な人は、大きな声で責め立てる事で、其れを補うらしいけれど
彼もそうなのかもしれない。
今日仕事の事で、エキサイトした彼は
責めるつもりは無かったのだろうけれど
当たり所の無いイライラを抱え、大きな声でワタシを責めた。