ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

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2007年10月21日(日)  ©  一体貴方には、何人の”蜂蜜”が、居るの、かしらね?


さてさて、朝の8時に川掃除に出かけて行った、一応表向きは良きパパ、の彼。
『じゃぁ父さんは行って来るよ。』
『行ってらっしゃい。』
『1時間で終わるから、戻って来るから。』
『あい。』

行って来ます、のキス、をして出て行った彼。

1時間で戻って来る予定の彼は、3時間経っても戻っては来なかった
多分お風呂に入って、其の侭寝て仕舞ったのだろう、と思って居た。
・・・・当たって、居た。ホント嫌に、なる。

昨日、晃邸に帰って来た彼は電話中だった
そして電話の相手に、彼は言った。
『またゆっくり話そう、もうハニー宅に帰って来たから。』

更に本日、祭帰りの彼から電話があった。
『ハニー今帰ってるから、子供達帰って来てるから家に寄って、後でそっちに帰るから。』
『お酒飲んでるのに運転してるの?』
『今、いとこが運転してくれてる。』

さて、最近彼はワタシの事をハニー、と形容、する。
ワタシの知らない彼の知人の前、でも。

”ハニー”とは、実に便利な、言葉、だ。
其の都度の相手がワタシではなくても、聞いてる彼の知人からしてみれば、1人の女子しか連想出来ない。

そして、ハニー=恋人、では、無い。

単語にするなら”Honey”だろうか?
翻訳すると”蜂蜜”です。

確かに、可愛い自分の恋人を”SWEET HONEY”と形容して居るのを見た事は、ある。
しかしながら、ワタシの認識とは違い本来の意味は”甘い蜂蜜”
・・・・蜂蜜なんやから、甘いに決まってるわ。と思わずクダラナイ突込みを入れたくなる。
きっと、作られた言葉、なのだろうと勝手に思ってみたり、する。
違ったらごめん。あは。

でも、元々存在する言葉であっても、無くても
恋人や彼女を示す言葉では、無いのは確かだ。

今の彼にとっては、さぞかし便利な言葉、だろう。


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表面上は、ワタシを好きだと言う彼
其れなり、の時間を割いてくれる、彼

ワタシは、不本意ではあるけれど、ある種の居心地の良さを感じている、のかもしれ、ない。
彼の全て、彼の子供達を背負う覚悟を持たなくて良くなった、事、に。
彼の事は好きだ、だから今の状況は不本意、なのよ
でもっでもっ、何処かホッとしている部分があるのも、確かで。
何故か不倫を、している様な気分に、なる。

てゆうか
自分だけを愛して居ない人、の全てを背負おうなんて思えねぇええ。
ワタシは、只の女子なのだ。

自分が1番可愛い、のだ。

さて、彼は戻って来るのだろうか
其れとも、また寝て仕舞って居るの、だろうか。
どっちか解らないけれど、日付が変わるまでは、待ってみようと、思う。



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