++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年02月18日(月) 呪縛からの脱出 簡単で難しいこと でも。

どうしてもこのことを書こうとすると言葉足りずで 
それでいて 長くなってしまいそうだけれど。
できるだけ簡潔に書くつもりではいるけど
長くなったら いつものことか と ご容赦を。




今日 子供の学校へ行ってきた。


このところ 身体の不調も手伝って精神状態も余計に追い詰められていた。
毎日、末っ子が学校に何とか行かないかと そればかり考えて。
一日一度は学校に連絡を入れることもプレッシャーになって鬱を
加速させていた。

親に助けを求めることは望めない。
というか むしろ 父には申し訳ないが逆効果のことが多く
いかに聞き流すか受け流すか。それでも痛みは感じる。


ガッコウヘイカナイトイケナイ

そしてこれはひとつの呪縛だった。
「〜しなければいけない」世間的な常識とかいうもの。
父などは特にこの考えの強い人だと思う。
でもそれを完全否定する気にもなれないのだ。

ひとつには わたしもまた「〜しなければいけない」 で
育ってきたわけであるし、
それにこの世界の人達がみんな ただ好き勝手に
自由気ままに生きていっていれば 
世界という大きな集団は成り立たなくなると思うから。

そういう世界なら成り立たなくてもいいと言い切れる人は
ある意味 とても幸せな人だろう。
ただ平気でそう在れるひととトモダチにはなれないな。多分 わたしは。

だけど反対に今は矛盾していても
この刻み付けられた「〜しなければいけない」と
いう呪縛からまず自分を解き放つことが必要だった。 

盗む、傷つけるなどは論外としても
それ以外の
人様に迷惑をかけないで生きていくこと
世間の常識に囚われること
については 心がけることはしても
絶対と思うと息すらできなくなってくる。

人様に迷惑〜にしても かけて かけられて それで折り合いをつけて
生きていくしかない。
一方的に卑屈になっても足元を見られるし(これは何度も経験済みだ)
かといって 無神経ではいたくないという矜持もある。

世間の常識〜に関してもしかり。

結局 まだまだカッコつけていたということだ。
腹を括ったといいながら まだまだ囚われていた。
イイコでいようとしていた。
外れる事を怖れていた。

正直言うと今も怖いのに変わりは無いのだけど。
ニンゲン沁みついたものはそう簡単にはぬけない。



でも 考えた。
苦しんで苦しんで そうして 決意した。
って そんな大げさにいうことではないのかもしれないが
この小心者のノミの心臓のわたしには決意だった。


手紙を書いた といっても手書きの気力はないから
ワープロ書きだ。
そこに今までのできこと(これは心療内科にもっていったのを
その後の経過を含めて手直ししたもの)と
暫く末っ子と共に 学校 からお休みをいただきたい 
ということを綴った。
その間 連絡などは申し訳ないけれどしないことを了承願いたいこと。
1週間を区切りに子供との日常の報告などはするし
学校や先生方との繋がりを絶つということでは決してないことなども。

上の子に持たせるか電話でとも考えたけれど
それでは真意が伝わらないといけないし、
何よりも心配して ずっとどうにか良い方向へと気遣い、力を尽くして
下さっている先生方に対して これだけは自分の生の声と共に
お伝えするのが せめてできることだと思ったから。

これは痛切に思うのだが 実際 教育現場、特に先生方のご苦労は
昔 わたしたちの時代に比べて格段に大きくなっている。
だから下手をすると 投げ出してしまう、諦めてしまうような対応をする
現場も多い。

その中で我が子の通う学校は良く頑張ってくださっていて 
本当に有り難い。

わたしが今回この手紙を託し、「〜しなければならない」から
一旦 外れることを伝える決意ができたのも
学校、先生方に対しての信頼があったから。
そして校長先生はじめとする先生方は わたしの気持ちを汲んで
受け止めて下さった。 


末っ子には帰って 少し学校のことは忘れてゆっくり休もう と
話した(彼には留守番させていた)

末っ子は ほっとしたような顔して 抱きついてぎゅううしてきた。
抱きしめ返しながら やっぱりこれで良かった と思った。


今 一番大切にしないといけないものを 見失わないでよかった。

思いつめて一緒に飛ぶくらいなら 生きる を最優先させた方がずっといい。


まだまだ迷い道だけど 
色々な他の問題だったりストレスも不安も
山積みではあるけど。
それでも ひとつひとつ 一歩一歩。


この風邪が治ったら 手始めにまた一緒に映画でも観にいくのもいい。 
そうでなくても 一緒にできることは沢山あるはず。

少し楽になろうよ。ね。

わたしたち、わたしたちを許してやろうよ。


簡単で難しいことだけど 
でも。

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                            ゆうなぎ


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