++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年10月30日(木) 明日への扉




再検査に行ってきました。

糖尿病としての状態は
数値は少し下がったものの
それでも本来なら
入院してインシュリン治療を受けるべき状態では
相変わらずあるとのこと。

ただ今回、患者さんがいつもより少なかったせいもあって
主治医とかなりじっくりと話すことができました。
これは 良かったと思う。

主治医も前回のわたしの状態があまりに酷かったので
心配して色々考えて、欝の専門の先生にも
相談してくださったそうです。

それでわたしの場合、まずは欝を今より少しでも軽減することが
結果、糖尿病の改善にも繋がってくるので、そちらを優先させつつ、
入院は現状わたしが無理なので、1週間に一度の受診で糖尿病の方の
様子を見ていく ということに落ち着きました。

欝に関しても、今のどうしようもない外的要因があるにせよ
少なくとももう少し積極的な治療法を受けるために
主治医に紹介していただいたクリニックに行ってみることになりました。

今のクリニックも長いし、やはり クリニックを変える、と
ストレートに伝えると諸々で角も立つことになるし
新しいクリニックとのわたしの相性もまだわからないので
暫くは同時進行でということになりそうです。


入院はしなくて済むけど、暫くは病院漬けの毎日。
カレンダーの余白予定部分は
一週間のうち、最低2日は病院通いになるし
また、新しい病院で薬も変わったり、精神的にも緊張したりが
どうしてもあるだろうから不安でもあるし、
しんどいな・・とも思います。

暫くの間ですが、下の二人は実家に預かって貰って
そこから登校させることになりました。
長男はわたしとここに残りますが。

実家の方に負担をかけることは大変な実情をわかっているだけに
申し訳なくて、不甲斐ない自分がやりきれないです。
母として、下二人の子供達に対しても。


ただ 今のわたしはどうしても気力体力共に
子供達に対して最低限のこともできない。
身体がどうにもこうにも動いてくれない。
長男はまだ未熟とはいえ、自分のことは自分でしっかりできるので
とはいえ、この子にも負担をかけていることには違いないのですけれど。


情けないと思う。
不甲斐ないと思う。
わたしさえもっと踏ん張れていれば・・とも思う。

でもそこでそればかり思って足踏みしていたら
結局、周りに余計に負担をかけることになってしまう。

だからとにかく今は今の自分にできる精一杯のこと、
新しく見つかった道の先に何があるのかはわからないし
正直、あまり過度な期待はしていないです。
これまでに それで幾度と無く痛い目にあっているから。

でも痛い目にあって臆病になっていても
やっぱり新しい道が見えたなら、なけなしの勇気を振り絞って
(大げさなようですが、自分的にはそういう気持ちです)
気力の続く限り行くんだ・・って。

これって自分自身に今 自己暗示かけてる。


わたしにとって 人間 は怖いもの です。
それも身近な知り合いほどに。

だから 病院受診っていう 
どうしてもいかないといけないこと が無い限り、
または子供達をたまに家族サービスで近くの街に
連れて行く時以外は
わたしの外出はほとんどないし、しても早朝5時に末っ子と
近くのコンビニまで とか です。

それでも きつい。



太陽も見知った街も嫌い。
夜明け前や夜が好きです。


自分だけが辛い経験をしてきたとか
不幸だとかは思いません。

今まで幸せという感情をまったく知らなかったわけでもないし
今 幸せがまったく失われたとも思わない。

信頼できるトモダチもいる、決して独りじゃない。


それでも 苦しい。
息が 苦しい。胸が 苦しい。

どんなに必死になっても抑えつけられないほどに。



不器用な人生というとカッコ良く聞こえるけど
そんな いいもんじゃない。
もっと みっともない有様です。

世の中をストイックに斜めに見るほどの器量も無い。


でも これが わたしという人間であるなら
二人三脚 私とわたしで往くしかない。


どんなに苦しくても明日はわからないから。

1%の希望を胸に抱いて明日の扉を開けようと思います。


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                              ゆうなぎ


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