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** ペアレンツクラス **

2007年06月02日(土)

今日は健診&ペアレンツクラスの日でした☆

前回の健診では体重が変わって無くてそれはそれでドキドキだったけど

今回は1.2kgも増えてしまってこれまたドキドキ(−−;

先生には怒られなかったけど、その後の助産師外来で

助産師さんに軽く注意されてしまいまひた(−−;



午後からはペアレンツクラス。

出産についてを中心に、後は少しだけ母乳育児についても

約2時間プロジェクターを使って説明を受けました。



私が通ってる病院は畳の上でのフリースタイル出産なので

そのトキには自分が楽な体勢をとっていいんだけど

私がやりたいなぁと思ってたのは側臥位。

でも今日話を聞いていいなぁと思ったのは四つんばい。



四つんばいはお腹が重力でひっぱられるので

お腹の圧迫感が無くなって陣痛も楽になるし

赤ちゃんは赤ちゃんで重力の力で(お母さんの)背中側を

向きやすいのでお産の進みを助けるコトになるらしい。



カンガルーケアについてはあまり詳しく知らなかったんだけど

今日いろいろ話を聞いてカンガルーケアだけじゃなくて

自然分娩の大切さも再認識したカンジ。



今日聞いた話はある論文に基づいたものだったんだけど、

まず分娩に於いて麻酔等の薬剤を使わなかった赤ちゃん、

薬剤を使った赤ちゃんに分けるのね。

そしてそれぞれのグループを更に出産後すぐにカンガルーケアをしたのと

産湯や各種測定をしてからカンガルーケアをしたグループに分けたのさ。



その結果、薬剤を使わず産後すぐにカンガルーケアをした赤ちゃんは

自分の力でお母さんの体の上をはい上がっておっぱいを見つけて

自分でおっぱいを吸い始めたんだけど

薬剤を使わず時間をおいてからカンガルーケアをした赤ちゃんは

おっぱいを探すトコまではやれても見つけて吸うことはできなかったんだって。



一方、薬剤を使ってすぐにカンガルーケアをした赤ちゃんは

おっぱいを探すようなそぶりはするんだけど

なんだか動きが緩慢なカンジ。

薬剤を使って時間をおいてカンガルーケアをした赤ちゃんは

全く自分からは動こうとしなかったんだって。



無痛分娩や和痛分娩で使うような麻酔は赤ちゃんに

影響はないって言うけどこの実験結果を見ると

やっぱり赤ちゃんに影響してるとしか思えないよね。



薬剤を使わずにすぐにカンガルーケアをした赤ちゃんは

その後産湯を使ったり各種測定をしたりして数時間が経っても

再度お母さんのお腹の上に乗せてあげると

自力ではい上がっておっぱいを吸いに行ったんだって。

生まれてすぐに本能に従って行動できた赤ちゃんは

ちゃんとそれを覚えてるんだよね。



どんな動物だって何も教えられなくても

誰にも手伝ってもらわなくてもちゃんと赤ちゃんを産めるのに

人間は一人じゃ何もできなくてダメだなぁと常々思うけど

赤ちゃんはかろうじてまだ本能が残ってるんだねぇ。



私が通ってる病院ではもちろん赤ちゃんが生まれたらすぐに

助産師さんが赤ちゃんを手渡ししてくれて

そのままカンガルーケアをさせてもらえます。



後は臍帯血バンクに臍帯血の提供ができるといいんだけど

うっかり質問するの忘れちゃったから今度聞かなくては。。。