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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2006年07月16日(日) 慈悲喜捨

皆様にお持ち頂きたい心の意識に、慈悲喜捨(ジヒキシャ)という精神がございます。
色々な解釈がございますが、慈とは欲を貪る心を断つ事。悲とは怒りの心を断つ事。喜とは苦しみを断ち、捨とは恩や恨みのどちらに対しても差別を持たない心、という面がございます。

もう少し詳しく、またわかりやすくお伝えすると、多くの人々の為に、幸せと楽しみを与えられる事は慈の心であり、苦しみと悲しみを無くしてあげる事は悲の心となります。また、喜とは人々に対して歓喜の心を持って接する事となり、最後に捨は、全ての物事に対して平等で、分け隔てをしない大きな心となります。

上記の4つの心を大きくし、貪りと怒りと苦しみと愛憎の心を除く事が、何よりも皆様自身の幸せに繋がって参ります。しかし日々の生活の中で、不安や悩みが中々消えないように、悪心も克服し難い状況があり、気持ちの上下によって善心が失われてしまう事は、往々にしてあるのではないでしょうか。

また、悪心は岩に刻んだ文字のように消えにくく、善心は水に書いた文字のように消えやすい面があり、その時の気分で物事に対して不機嫌になったり、自分が前に出て押し付けてしまうなど、感情に左右され、常に善心を保ったままでいる事は本当に難しい状況がございます。

慈悲喜捨の精神を読まれ、いつも「そうしなくては・・・」とは思い、頭では理解しているものの、なかなかその通りに行かない事は誰にでもあると伺えます。
その中で、また一つ今回の事が気付きのキッカケとなり、慈悲喜捨の心が持てるよう、これからも皆様自身の目標に向かって、日々の精進と努力を重ねて頂ければ幸いです。



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