2007年10月07日(日) |
運命は決まっているもの? |
「運命のなせる業、運命の出会い、運命の人、運命の赤い糸・・・」など、「運命」という単語を使って表現される言葉は、沢山ございます。 誰もが自分の運命を気にし、将来の行く末や、自分がこれからどんな運命をたどって行くのかは、とても興味がある事でしょう。中には、「運命論」という言葉もあり、世の中や自分に起こる出来事は、最初から全てそうなるように運命に定められていて、人の力ではそれを変える事が出来ない・・・。といった考え方もあるようです。 以前にも、「04年6月13日 運命の赤い糸」という便りをお送りさせて頂きましたが、やはり、今の恋人や好きな人は運命の人なのか・・・とご相談を頂いたり、自分に起こった出来事は、運命によって決められていた事なのか、などのご質問を頂く事がとても多くございます。 しかし運命とは、最初からその全てが決まっているものではなく、あくまでも自分で変えて行くもの。その方自身の頑張りや努力によって、変わっていくものとなります。 例えば学生時代、誰もがスポーツテストなどで持久走を走られたかと思いますが、頑張れば頑張った分だけのタイムを出せ、怠ければもちろん遅いタイムとなり、タイムに沿った点数も違って参ります。 もし、全ての物事が「運命」として定められているのであれば、そのタイムさえも決まっていた事になり、その方自身の頑張りや努力は、関係が無いものになってしまいます。 それは人生においても同じで、どのようなご友人に恵まれ、どんな方とお付き合いし、結婚するのか。またどんな学校に通い、どんな会社で働いて、どのようなポジションにつき、どの位置まで出世をされるかなどは、持久走のタイムのように、その方自身の努力や頑張りによって、大きく異なってくるものとなります。 改めまして、運命とは変えるものであり、自分で切り開いて行くものである事。その理をご理解頂け、皆様の運命の道が開かれる開運へと繋がるものがあれば幸いです。
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