「たいせつなのは どれだけたくさんのことをしたかではなく どれだけ心をこめたかです」 上記の言葉は、マザーテレサのお言葉となります。 人間というのは、どれだけたくさんの事をしたか・・・という部分に、とても強いこだわりを持っている面がございます。 例えば、恋愛のご相談を頂く事が多い中で、「友達は10人の人と付き合った事がありますが、私はまだ、2、3人としか付き合った事がありません」という事をご相談頂く事があれば、男性の方ですと、何人の女性と体の関係を持ったかなど、その数の多さを自慢しあったり、そのような内容を含んだテレビ番組などもございます。 自分の見栄や欲を満たす為の行為は、自分本位、自己中心的な言動以外の何ものでも無く、上記のような男性がいる裏で、心がこもっていない体目当ての付き合いだと知った女性から、涙ながらにご相談を頂く事もございます。 また、皆様からお便りを頂く中でも、お仕事に始まり家庭内・プライベートの事など、やらなければいけない事がたくさんあり、忙しい状況の中で焦ってしまう事もあれば、時には「面倒だなぁ・・・」と感じ手を抜いてしまったり、いい加減になってしまう事があるかもしれません。 何かと忙しい今の社会、たくさんの事をこなす事が良いと思われがちな部分もあり、物事によっては確かに、数をこなす事が重要な状況もございます。 しかし、やはり心をこめて接して頂いてこそ、相手にも その気持ちが伝わる面がございます。 日々の中にある出来事や些細な行動が、何かしらの形で誰かと繋がっていると言っても過言ではありません。そんな中にあって、時と場所を考えながらも一つ一つを丁寧に、心をこめる大切さが皆様に伝われば嬉しく思います。
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