フランソアの日記

2005年08月20日(土) 大ベンを呼びつける新人大原さん

 今日から2準2深夜・・・・4日とも新人さんがパートナー。今年の新人さんはとってもしっかりしている。一人は訳ありで配属が変わったけど・・・。

 今日は大原さんと。彼女の担当の透析している患者さんが胸痛を訴えて12誘導心電図をとった。当直にコールしてって言ったのはいいけど、間違って循環器内科のドクターが来てしまった。な〜〜んか変だな〜〜腎内にしては超心電図に詳しいし、DRはうかない顔してるし・・・。途中でDrのPHSが鳴って「はい、循環器内科の当直です」って言ったときには頭の先から血の気が引く思い。

「大原さん・・・循環器の先生呼んだの??」
「はい!」
「患者さん、腎内分泌だよね。基本のコールは入院の科の当直だよ」
「えっ?そうなんですか??」
「そうなんですかじゃなくて、そうなのよ。例えば患者さんが鼻血が出たからって、ナースが勝手に判断して耳鼻科の先生呼んだり出来ないの。まずはその科の先生に診てもらって、必要があればDRから他の科の先生にコンサルとしてもらうんだよ。」
「そうなんですか。じゃあ、腎内に電話します」
「まって、今循環器の先生に診てもらってるから、間違って呼んだことを謝ってそれから考えよう。」
「じゃあ、堀先生(大ベン)に電話します。いつでも呼んでっていってたし」
「ちょっと、循環器の先生と話がつくまでまってくれる?」
そして、循環器のドクターに事情を説明。「そうだろう、僕もおかしいとおもってたんだと」と怒りはせず苦笑い。

「堀先生につながりました。来てくれるって」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんたねぇ!!待ってって言っただろうが待てって!!先輩の言うことを聞かない新人なんて、はじめて!!驚いた!!堀君がきても、急場の胸痛に何の役に立つだがや!!あほ!!

結局消灯して、本当に堀君がやってきた。大ベンを呼びつける新人っていったい。ステルベンでも来ない人は来ないのにさ!!あ〜〜つかれた。


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