フランソアの日記

2005年09月04日(日) 外傷性くも膜下出血

 今日は大原さんとの深夜。な〜〜んにも無いだろうと思っていたら「倒れてます。来て下さい」との要請。駆けつけると、患者さんがうつぶせになっていて、頭から血を流している。床にも結構な量の新鮮血。まじで死んじゃってたらどうしようと、名前を呼ぶと返事がありホッとする。大原さんに当直を呼んでもらって、(っていうか居てもまだ対処が出来ないし・・・)私が対応。看護記録で残ってた風間さんが駆けつけてきたけど、超うるさい!!夜中なのに…。「夜中なので静かにして下さい」って言うてもうた。ヴァイタル測って問題なし、骨折なども無いようなので、風間さんとベッドに移した。

 循環器の当直の先生はすぐに来てくれて、傷を消毒。
DR「僕は縫えないなぁ」
私「じゃあ、形成呼びますか?」
DR「そうだね」
大原さんに呼んでもらう。
大原「形成の当直PHSつながりません」
DR「OPEでもやってんのかな?」
大原「じゃあ、整形よびますか?」
私「いやいあ、整形は骨とか関節だから違うよ(ププッと心の中でマジうけ)皮膚科呼びます??」
DR「皮膚科の先生縫えるの??」
私「深い褥瘡でも何でもやりますから出来ますよ。じゃあ、大原さん形成の病棟に電話して、直接当直のPHSの電話を聞いて」

 形成のDRにつながり、すぐに来てくれた。今日は当直の先生に恵まれている。(夜中に呼ぶと機嫌が悪かったり、適当に診たりする当直も居る)

 形成のドクターが処置してくれている間、家族に電話してくれたり、超適切な対応。形成の先生も6−0の糸で綺麗に縫ってくれた。

 それからCTを撮りにって、「外傷性くも膜下出血」の診断がつき、再度家族に電話。患者にも安静を説明して、尿管を挿入したりする。でもでも、高齢の患者で、ちょっと混乱してしまい、起き上がろうとするため、交代で付きっ切りで観察することにした。ベッドからまた転倒でもされたら、看護師辞めなきゃならなくなるし・・・。

 オカレンスになるので、当直師長に報告した。

 朝は大原さんについてもらって、一人でラウンドした。あ〜〜、入院患者が減っていて良かったよお〜〜。中ベン、大ベン、師長に電話して、オカレンス発生を報告。

 師長がすっとんで来て、対応してくれた。結局患者は急変の可能性があることと、オカレンスなので、最良の対応をしたほうが良いということで、内科系HCUで診ることになった。


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フランソア

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