うさぎのつぶやき
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昨日、田舎の母から荷物が届きました。
前日に「荷物を送ったからね。何が入っているかは お・た・の・し・み!へッへッへ〜」 と嬉しそうな声で、電話が来ましたので、私も心待ちにしていました。 開けてみるとあくまき(もち米を竹の皮に包んで、灰汁のなかに漬け込んだもので、べっ甲色のお餅のようなものです。触感は、わらびもちをもっともちっとしたような感じかな・・・)が8本、 きゅうりが5〜6本、母が庭で作ったしその葉30枚程、とうもろこし3本、そしてたけのこ(これは“こさんだけ”といって細い筍です)いっぱい、鯛の干物、鰤のみりん漬けでした。 お野菜はチャンと新聞紙を湿らせてやさしく包んでありました。
去年も同じようなことを書きましたが、実家は農家ではありません。父はサラリーマンでしたので現在は、二人で年金暮らしをしています。 ですから、市場で買って来て荷物を作ってくれるのです。 送ってくれるたびにありがたく感じます。荷物をあけるといつも優しい愛情がフワーっと広がります。
これは、私が大阪に出てきて会社の寮生活をしていた時から、変わりません。 大事に大事に育てた娘を手放し、寮生活でひもじい思いをしているのではないだろうか・・・ 寂しい思いをしているのでは・・・という母の思いがぎっしりとつまった荷物でした。 以来変わらず季節季節に母からの荷物が届きます。 そんな思いにどうやったら答えられるのか何時も考えるのですが、母にしてみれば、私が何時も明るく楽しそうにしていればそれで満足なのかもしれませんね。
来週は、「母の日」です。
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